バス停に一連番号(枝番)が欲しい (5)
同一のバス停がアプリ上で分割されている例、同一名称バス停による問題を紹介します。
(これは枝番では解決できないのでタイトルと不一致になりますが、行きがかり上このまま進めます)。
前記事: バス停に一連番号(枝番)が欲しい (4)
イオンモール沖縄ライカムのバス停
小禄や南風原のイオンをいまだにジャスコと呼ぶ沖縄県民。なぜかイオンライカムは単にライカムと呼ばれることが多いようです。
それはさておき、ライカムから乗れるバスを検索してみましょう。
携帯版バスなびにてライカムを検索するとバス停が3つ見つかります。でも、これ同じバス停なんです。1つのバス停が3つに別れて表示されています。
- ※ イオンモール沖縄ライカム公式ホームページ :: バス・タクシーでお越しのご案内に地図があります。ライカム前のバス停は1つです。
PC版(Web版)乗り換え検索ではバス停は4つに増えます。なぜ携帯版と1つ違うのでしょうか?
スマホ版バスなびの地図で検索するとバス停は同一地点に重なって表示され、タップで選択することは困難です。スマホ版を使ってはいけない理由の一つです。
それぞれのバス停を出発停留所に指定して路線を検索してみます(同名バス停なので区別のためにA〜Dを付けてます)。
A | イオンモール沖縄ライカム | 92:那覇~イオンモール線(イオンモール沖縄ライカム 行き) 93:屋慶名~イオンモール線(屋慶名バスターミナル(終点)) 96:北谷~イオンモール線(イオンモール沖縄ライカム) |
B | イオンモール沖縄ライカム | 21:新都心具志川線(具志川バスターミナル(終点) 行き) 25:普天間空港線(普天間(胡屋・コンベンション向け) 行き) 60:泡瀬イオンモールライカム線(泡瀬営業所(起点) 行き) 152:イオンモール沖縄ライカム(高速線)(イオンモール沖縄ライカム 行き) |
C | イオンモール沖縄ライカム(始点) | 92:那覇~イオンモール線(バスターミナル前(県庁北口向け) 行き) 93:屋慶名~イオンモール線(イオンモール沖縄ライカム(起点) 行き) 96:北谷~イオンモール線(北谷町役場 行き) |
D | イオンモール沖縄ライカム(空港方面) | 21:新都心具志川線(那覇バスターミナル 行き) 25:普天間空港線(国際線旅客ターミナル前(終点) 行き) 60:泡瀬イオンモールライカム線(イオンモール沖縄ライカム(空港方面) 行き) 152:イオンモール沖縄ライカム(高速線)(国際線旅客ターミナル前(終点) 行き) |
ようやくバス停名称の謎が少し見えてきました。92・93・96番は沖縄バス、21・152は琉球バス、25は那覇バス、60は東陽バスです。A・Cは沖縄バス、B・Dはそれ以外の会社です。なぜか沖縄バスだけ別枠になっています。
起点って何?
Aの92,96番、Bの152番、はライカムが終点ですので乗車できません。出発停留所の検索で出てくる必要性はないです。でも、これはまだ良い方なのです。
Cの93番が意味不明です。PC版では“93:屋慶名~イオンモール線(イオンモール沖縄ライカム(起点) 行き)”、携帯版では“屋慶名~イオンモール線上り(イオンモール沖縄ライカム(起点)”と表示されます。でも、これは屋慶名バスターミナル発ライカム終点のバスです。すごいですね。
携帯版では検索できない路線
携帯版ではバス停は3つしか表示されず、“イオンモール沖縄ライカム”は1つでした。実は携帯版で表示されているのはAのバス停で、Bは表示されていません。しかもBに紐づいている路線は単純には検索できません。例えば21番に乗るために出発停留所を“イオンモール沖縄ライカム”、到着バス停を“具志川バスターミナル(終点)”にして検索してみます。
逆向きに“具志川バスターミナル(起点)”から“イオンモール沖縄ライカム(空港方面)”なら検索できます。ひどいですね。
Yahoo!乗換案内なら検索できますが、
バス停の位置が変です。こんなとこにバス停あったっけ?
続きとリンク
そろそろこのシリーズ終わりにしたいのですが、もう一つ別の事例を見つけてしまいました。あと2回ほど続きます。
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (1) (真和志小学校前)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (2) (安里)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (3) (県庁北口・パレット前)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (4) (与儀十字路)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (5) (ライカム)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (6) (おもろまち駅前広場)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (結論)
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