脱TwitterしたいのでMastodonに移行しつつ、gotosocialでオレオレサーバーを立ててみた

2022/12/22mastdon, SNS

どんどん居心地が悪くなるTwitter。前々から脱Twitterは考えていて 複数のMastodonにアカウント作ってはいたのですが、Mastodonを使っている方が少なすぎて実用にはなりませんでした。

ところが、最近イーロンマスク氏がTwitterにさまざまな改悪を施した結果、Mastodonのアカウントが大幅増。初期のTwitter程度には使えるようになったんで、将来的にはこちらをメインにする予定です。


どこのサーバーにアカウントを作るか

Mastodonは誰でもサーバーを建てることができて、ActivityPubというプロトコルで相互に繋がっています※1。別のサーバーのユーザーであってもリモートフォローを使えばフォローできるので、どこのサーバーを使っても構わない。

※1 NetNewsみたいだと思ったけど、この例えは若い人には通じないですね…

Mastodonは引っ越しも簡単にできるので(フォロワーの引き継ぎもできる)ので気楽に始められます。

とはいえ、日常的に使うサービスなので自分のポリシーに合ったサーバーを選んだ方が居心地が良い。スパムまみれのサーバーに居たくないし。幸い、友人がMastodonサーバーを運用していたのでそちらをメインにして、他のサーバーにもいくつかアカウントを作ってみました。


オレオレActivityPubサーバーを立ててみた

自分のポリシーに合ったサーバーの究極はオレオレおひとり様サーバーなので、こちらも試してみました。

素直にMastodon使おうかと思ったけど、PostgreSQL・Runy・nodeを入れないといけなくて、おひとり様にはちょっと重たい。



検索してみると、gotosocialというGo言語で書かれたActivityPub serverがありました。DBとしてsqliteが使えて手軽。フロントエンドの機能は最小限で、他のクライアントを使うことが前提です。WebからのアクセスにはPinaforeがおすすめらしい。



ドキュメントの手順に従ってdockerで簡単にインストールできました。今のところメモリ使用量は80MB弱。将来増えるかもしらんけど、この程度なら既存サーバーに追加しても邪魔にはならなそう。
Let’s Encyptoでhttps化もdocker-compose.yamlに書くだけで、実にお手軽です。



gotosocialのフロントエンドで設定できるのは、プロフィールと投稿設定とパスワードの変更だけ。



投稿や閲覧はクライアントから行います。私はオススメされたPinaforeを使っています。



バックアップや別サーバーへの移行が簡単にできるかも試さなきゃだわ。

ActivityPub移行をどうするか

特に日本語圏ではまだまだユーザーが少ないのでしばらくはTwitterと併用するしかなさそう。メディアがこちらも使ってくれるといいんだけどな。RSSからActivityPubへの変換プログラムはいくつか存在するようですので、自分で使う分はこれを設定すれば良いかな。

WordPress投稿を自動的にActivityPubに変換するプラグインもあるので、こちらも試してみる予定(でも、自動にするほと記事書いてないので手動でもいいか)。


Twitter投稿にははてなブックマーク連携を使っているのですが、これの代替手段が今の所ないんだよな。最近、連携機能の強化についてのアンケートがあったので実装されるとうれしい。



bookmarkletを使ってMastodonへの投稿はできます。便利。Pinaforeだとどうしたらいいんかな?

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ノウハウ増えたら追記予定。

mastdon, SNS

Posted by ず@沖縄