バス停に一連番号(枝番)が欲しい (4)
他にもわかりにくいバス停ありますよ、とTwitterにて教えていただいたきました。その中から私も迷ったことがあるバス停を紹介します。
前回記事: バス停に一連番号(枝番)が欲しい (3)
与儀十字路バス停
下図のA〜Dが与儀十字路バス停、E・Fが赤十字病院前バス停です。Cの文字の位置に那覇警察署があります。
以下がバスなびで表示されるバス停の名前です。那覇署の真ん前にあるCが那覇署前バス停だと思いますよね。違います! 那覇署前バス停はDなのです。
正解はA:与儀公園前
古波蔵行きのバスに乗るには?
さて、与儀十字路を通るバスに東陽バスの泡瀬東線(30番)があります。このバスはAの北からひめゆり通りを南下して、十字路をまっすぐ通過して古波蔵に向かいます。バスなびの経路情報には以下のように書かれています。
当然このバスはA:与儀公園前(開南・古波蔵方面)に止まると思うでしょ? 津嘉山にも糸満にも行かないし。ところがこのバスはAには停まらずにC:(津嘉山・糸満方面)に停まるんですね。経路の情報を見ただけではどちらに停まるのかわからないのが実に素晴らしいです。
また、A:与儀公園前(開南・古波蔵方面)に停まるバスは開南には向かいますが、古波蔵に向かうバスは1本もありません(2017/8/9現在)。間違わせる気マンマンですね。
Yahoo乗換案内も誤った表示になります。例えば、那覇警察署から古波蔵に向かう経路を検索すると下図のように表示されます。
路線図アイコンを押すと以下の表示に。なぜか正しいバス停Cではなく、誤ったバス停Aから乗るように指示されます。私も騙されてAバス停まで行ったことがあります。そのときはバス停に貼られている時刻表を確認して難を逃れましたが、バスの初心者だと困るだろうな。
どうしてこうなった
与儀公園バス停のわかりにくさには同情する点もないことはないです。与儀十字路を通る路線のほとんどは、開南(与儀十字路の西側)から与儀十字路に来て、ここで別れて各方面に向かって行きます。その視点では、バス停名称にもある程度の合理性はあります。
また、通過するバスの経路が変更になったことで、バス停の表記と実際のバス路線が合わなくなっています。「古波蔵行き」の問題はそこに起因しています。
それでもバス利用者にとっては非常にわかりにくい表記になっているのは否めません。無理に括弧書きで分けるよりもC,Dのバス停名を那覇署前に変更した方がわかりやすくなります。改善を希望します。
続きとリンク
次記事: バス停に一連番号(枝番)が欲しい (5)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (1) (真和志小学校前)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (2) (安里)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (3) (県庁北口・パレット前)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (4) (与儀十字路)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (5) (ライカム)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (6) (おもろまち駅前広場)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (結論)
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