バス停に一連番号(枝番)が欲しい (2)
わかりにくいバス停・アプリの表示について、今回は
前回記事:バス停に一連番号(枝番)が欲しい (1)
例:安里バス停
安里バス停のある
安里には同名のバス停が3つ4つあります。A・Cは向かい合っているのにBだけ少し離れたところにあるのが観光客泣かせです。
国際通り側(西)に行くバス停はCだけなので迷わないのですが、間違いやすいのがA・Bの使い分け。実はAで乗れるバスは安里三叉路を右折してパイパス・首里方面に、Bから乗ると58号線から北に向かいます。58号線に行きたいのに間違ってAで待っていると、目的のバスに乗れません。
(昔は国際通りのバス停は市内線・市外線に別れていてさらに複雑でした。実はこれでもわかりやすくなったのです)
Google マップで見るとBの向かいにもバス停が表示されますが、そちらは今は使われていません。現地にもバス停の標識は残っています。罠です。
追記: Bの向かいのバス停は東陽バス31番泡瀬西線だけが止まるバス停として使われていました。Twitterにて指摘いただきました。お詫びして訂正します。ちなみにこのバス停、うふシーサー前のバス停と名称が同一になっているため区別できず、アプリの路線図も誤って表示されます。ひどい。
(2018年10月追記:31番泡瀬西線のデータは修正されたようです)
バス停名を選ぶのは高度なスキルが必要
“あさと”でバス停を検索してみました。同名のバス停が八重瀬町・中城村にもあるので、探すのはやや面倒です。
Aはバイパス向けと書かれていますが、ひめゆり通りや首里に行くバスもあります。Aから浦添に行くバスもありますので、浦添に行くつもりでBで待っていると目的のバスには乗れないかもしれません。
Bの
Google検索: 崇元寺通り
バスなびでは乗車・降車地点としてバス停名を選ばされるのですが、土地勘のない人にはまず選択できません。土地勘がないからアプリに頼りたいのに。
アプリの経路検索の罠
現在のバス路線アプリの経路検索では、同名のバス停なら乗り換え可能だと認識しているようです。(名前が異なるバス停はどれだけ近くにあっても乗り換え対象になりません)。
安里バス停で乗り換えるバス路線として、(作ったような例ですが)首里城から天久に向かうバスを検索してみます。
地図表示してみます。罠に気がつきましたか?
安里付近を拡大。Cバス停で下車したあとBまで移動しなければ目的のバスには乗れないのですが、この地図表示からはそれは読み取れません。
バス停を入力するときは細かくバス停名を指定させるのに、実際の経路表示では細かい名称が表示されないのはひどいユーザーインターフェイスだと思います。普通逆だろ?
(Yahoo乗換案内は少し入力が楽ですが、乗り換えバス停が表示されないのはバスなびと一緒です)。
続きとリンク
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (1) (真和志小学校前)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (2) (安里)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (3) (県庁北口・パレット前)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (4) (与儀十字路)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (5) (ライカム)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (6) (おもろまち駅前広場)
- バス停に一連番号(枝番)が欲しい (結論)
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