いまさらベーシックマスターの開発環境を作ってみる(13) 文字コード(3)

2024/06/10BASICMASTER, 昔のパソコン

いまさらベーシックマスターの開発環境を作ってみる(12) 文字コード(2) | ず@沖縄の続き。

BASICMASTERの機種依存文字(以下BM独自文字)を使ったプログラムが存在するので、それを現在の環境でメンテナンスする方法を考えたい。1バイト文字のみ。改行はCR($0D)である。改行以外の$00-$0Fは、制御文字なので通常のプログラムには含まれない。


変換プログラムを書いた

前回まで、いろいろと愚考してみたが、結局変換プログラムを書いてお茶を濁すことにした。手間は増えるけど、そもそも開発環境(MacOS)からエミュレータに持ち込むのもなんらかの作業は必要だし、Makefileに書いておけば作業時間は増えない。

変換プログラムの仕様をどうするかも考えたが、素直に書いてみてダメなら書き直す方針にした。変換テーブルは適宜変更する予定。

(変換後は牛と音符が$9C,$9Bになっている)

変換後のテキストはbmtape2で .bin 形式に変換すれば、bm2とeBasicmasterJrでテープとして読むことができる(LOADできる)。拡張子をbin→cmtにすれば、j68 でも読めるらしい。変換方法は ( .\bmtape2.exe sample.bm.txt )


変換プログラムその2

ベーシックマスターフルキーボード化プログラムの仕様に従って、UNICODEテキストを変換するプログラムも書いてみた。これを使うと “α" を “_!_" にしてくれる。
これで変換したテキストをフルキーボード化したエミュレーターに喰わせれば、BM独自文字も入力できる。
詳細は txt2bmf.c 参照。

続く