トンガの大規模噴火による気圧変化が自宅気圧計でも検出できた(Raspberry PI + BMP085)

2022/01/16Raspberry Pi, 科学

トンガの海底火山噴火でサイレンが鳴ってビビりました。そのまま起きてこれを書いています。

Twitterを見てみると、火山噴火による気圧変化が、スマートウォッチで検出されたという話がありました※1。10mの高さに相当する気圧変化だそうです。調べてみると10mの変化だと1hPa変動するらしい※2

※1 https://twitter.com/FalsePoco/status/1482361725966221312
※2 8.気象・天気のはなし⑧ 気圧

自宅設置の気圧計を調べてみた

Weather Newsや気象庁によると※3、20時から21時ごろに日本各地で2hPa程度の気圧の変化が検出されているそうです。

※3 トンガでの火山噴火による衝撃波か 日本各地で急激な気圧変化 – ウェザーニュース


うちには Raspberry PI を使った気圧計を設置しています。台風接近に伴う気圧変化が観測できるので大変便利です。

もしかして、そこにも気圧変化が記録されているのではないかと調べてみると、それらしきパルスがありました。20:30分ごろ、1.5hPaほどの変動です。

室内設置の気圧計で5分間隔に測っているデータですので正確ではありませんが、噴火の影響による気圧変化が測れたのはびっくりです。

作っておいて良かったよ、気圧計。

この記事を書き終わったところで、新規に津波警報が追加されました。くれぐれも皆様お気をつけて。


追記

Weather Newsによると「「【2度目の気圧変化】 今日17日(月)午前中、日本全国で気圧変化が観測されました」。地球を一周した空振が測定されたのではないかとのことです。

自宅機器では明瞭なピークは見えませんでした。5分間隔なので、見逃してる可能性大です(もしかしたら波形が暴れてるのが空振ですかね)



リンク

Raspberry Pi, 科学

Posted by ず@沖縄