スマホ用の回線を再編した(mineo→IIJギガプラン,au povo,softbank)
いわゆる「格安スマホ」であるmineoを長年つかってきた。契約情報によると2014年6月末から使っていて利用歴は7年半になる。当時はMVNOが流行り始める前で、おそるおそる契約したものだ※1。
- ※1 最初に使ったMVNOは日本通信の3G(b-mobile3G:impress記事)で、今に比べると高くて遅かった。それでもありがたく使ったものだ
mineoは当時としては珍しく珍しくau回線に対応していて SONY Xperia Z ultraで使えたのが決め手だった。データ容量を貯めたり・安く購入することもできたので、たまに大容量を使うこともある私にピッタリのサービスだった。後に音声契約を追加し、2回線を長らく使っていたのだが、他にも良いサービスが増えてきたので そちらに移ることにした。
mineoは人を選ぶサービスだと思う
今となってはmineoは決して安いサービスではない。音声通話+データ1GBで1,298円(税込価格。以下同様)。音声なしのデータ専用1GBなら880円。有名どころであるIIJなら音声+2GBで858円なので太刀打ちできない(フリータンク+1GBを計算に入れても割高である)。
それでもmineoを使っていたのは、余ったデータ容量を繰り越しして溜め込むことができるので、何かのとき(外でビデオ会議、台風停電時など)に大量のデータを使えるという安心感があったからだ。夜間のデータ使用量がカウントされない「夜間フリー」という機能もあり、うまく使えば非常に便利なサービスだと思う。
mineoのメリット:
- データ容量を貯めることができる(マイネ王記事)
- 夜間のデータ容量がカウントされない機能がある(ゆずるね)
- 1.5Mbps使い放題のサービス(パケット放題 Plus +385円)がある。バースト機能があるので意外に実用になる
- ヤフオク等でデータ容量を格安で購入できる(現在10GB700円程度,パケットギフト)
mineoのデメリット:
- 今となっては他社に比べて割高
- パケット繰越・夜間フリーには手間がかかる
- IPv6非対応
他社に面白いサービスが増えてきた
2021年春ごろから、他社にも個性的なサービスが出てきた。中にはmineo以上に私の利用目的に合うサービスもあり、ついに移行することにした。移行先は以下の3つのサービス。元は2回線だったのに いつの間にか1回線増えたが気にしないキニシナイ。
IIJmioギガプラン
音声1回線はIIJmioに移すことにした。月額料金が安くなるし、通話料が30秒22円から30秒11円と半額になるのが嬉しい。音声通話はあまり利用しないのだが、たまに問い合わせ等で使うことがあるので料金が安いのは大歓迎だ。
IIJmioはIPv6対応なのもうれしい。出先でテストするときにIPv6も使いたいんだよな。
移行にあたっては、キャンペーンで手数料1円、さらにスマホが割引購入できたので、大満足である。データについては2GBもあれば足りるし(家族シェアもできるし)、足りなければ後述するsoftbankのSIMを使えば良いので問題なし。
au Povo2.0
データ回線の突発的な利用については、Povo2.0に移行することにした。Povoは基本料金0円で使えるサービス※1。0円のままでは速度は最大128kbpsなのだが、330円払うと24時間データ使い放題になる。外出先で大量データが必要になったらこれを買えば良い。mineoと比べても、大量データ利用が月に2回以下ならこちらが安上がりである※2。IPv6も使える。
128Kbpsの速度は遅すぎるようにも思われるが、Pokémon GOやPikmin bloomを遊ぶことはできる(128Kbpsでは起動が遅いので、起動だけWiFi環境使うなどの工夫は必要)。ローソンを普段から利用しているならギガ活のデータ容量を使って快適に遊ぶこともできる※3。
Povo2.0は音声かけ放題が+1650円/月で提供されており、これも上手く使えば割安に運用できそう。
- ※1 180日に1度は有料サービス(トッピング)を使う必要がある
- ※2 しかも、今のところは24時間ではなく翌日の23:59まで使い放題になるので、夜中0時過ぎに申し込めば48時間弱使える
- ※3 ローソンで500円以上の買い物をすれば300MB3日間のデータ容量がもらえる。他の店舗についてはギガ活を参照ください。こちらも、72時間ではなく3日後の23:59までなので、夜中0時過ぎに申し込めば4日弱使える
softbank データ通信専用3GBプラン※5
知る人ぞ知るプラン。音声なしのデータ通信専用プランである。SMSは付いている。3ヶ月は基本料金無料、5年まで990円/月、62ヶ月目から1408円/月のサービス。5年目からは割高だが、そのころには他社にも良いサービスでているだろうから問題なし。キャリアメール(@i.softbank.jp)も使える。IPv6は使えないっぽい(私の設定ミスかも)。
追記: APNをsb4gdualにするとIPv6も使えた。sbm4glteではIPv4のみ。
3GB990円だけなら、もっと安いプランが他社にもあるのだけど、SoftbankのこのプランはYahooプレミアムがタダで付いてくる※6。そしてYahooプレミアムには読み放題プレミアム※7という雑誌読み放題サービスがあって、110種類の雑誌が読める。私はdマガジンを契約しているので、大半はダブっているのだが、なかには読み放題プレミアムにしかない雑誌も何冊かあって、それが面白かったりする。有料ならわざわざ契約しないサービスだけど、無料で読めるので便利に使っている。
Softbankのサービスなので、PayPayのポイントが多くもらえたり、ソフトバンクまとめて支払い※8経由でPayPayにチャージできたりする(PayPayチャージでクレジットカードのポイントが付く)。上手に使えばお得なサービスだと思う。ちなみに契約の際にはiPad用SIM(C2)を選択するのが良い。iPad用といいつつAndroidでも使え(APN設定はsbm4glte。5Gも繋がるようだ)、i.softbank.jpのメールアドレスももらえる。
(ただし、C2だとソフトバンクカードが発行できない&SMSは受信のみ。Fはソフトバンクカード発行可能&SMS送受信可らしい)
- ※5 データ通信専用3GBプラン | ソフトバンク
- ※6 Yahoo!プレミアム | ソフトバンク
- ※7 Yahoo!プレミアム会員なら雑誌が読み放題 | 読み放題プレミアム
- ※8 ソフトバンクまとめて支払い | ソフトバンク
- ソフトバンクの「データ通信専用3GBプラン」が実質0円どころか、もっとおトクな理由 – ケータイ Watch
- 月990円のプランでも、ソフトバンクの「アメリカ放題」が使える!? ハワイで人柱になってきました – ケータイ Watch
- ソフトバンクの「データ通信専用3GBプラン」がお値段以上にお得な理由 – ITmedia Mobile
月額費用はどうなったか
以前はmineoの音声1298円+データ880円で計2178円。これがIIJmio音声858円+Povo0円+ソフトバンク990円=1848円になった。Povoの24時間使い放題を2回以上追加するとかえって高くなるのだが、今の利用頻度なら平均すると以前と同額か少なくなる。データはキャリア回線になったので昼でも高速だし、PayPayポイントが付くので少しトクしてるような気がする……何か騙されているような気もするがキニシナイ。
リンク
povo2.0がお得に契約できる紹介コードです
紹介コード KZ1OW5QO を使ってpovo2.0を契約すると、24時間データが使い放題になる特典が付いてきます。詳細はpovo2.0サイトへ https://povo.jp/spec/povo_friends/- povo2.0を契約すると、SIMの有効化またはeSIMの発行後、自動で「データ使い放題(24時間)」を1回分プレゼント
- さらにpovo2.0契約後、初めて購入したデータトッピングに応じて、「データ使い放題(24時間)」をプレゼント
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先着10名様までです。紹介コード KZ1OW5QO をご利用ください。
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