那覇市長選挙の投票率
- 11/11の投票速報(PDF/65KB)(那覇市選挙管理委員会)
- 開票速報(PDF/96KB)(那覇市選挙管理委員会)
- 翁長那覇市長4選 村山氏に5万票差 – 琉球新報
投票率が低かったことが注目を引いているようですけど、じゃあ、今回の選挙が那覇市長選で一番投票率が低かったのか?というと、そうでもないんですね。
那覇市長選の過去の記録は、那覇市選挙管理委員会から公開されています(過去の市長選の記録 過去の記録一覧(PDF/72kb))。50%を割ったのは、1976年(40.63%)・1996年(25.97%)の2回。1992年には無投票当選になったこともあります。
1976年は平良良松氏の3期目、1992年・1996年は親泊康晴氏の3・4期目。いずれも強力な現職に対して他政党が候補を擁立できなかった場合でした。これは今回とほぼ同様の状況だと思われます。ですので、今回の投票率は予想できる範囲でしょう。
「復帰前は投票率が高かった」という声もありますが、1953年の那覇市長選挙は52.88%で例年よりも20%ぐらい低いですね。
過去の例からすると、強力な現職が引退したときの選挙は投票率が上がる傾向にありますので、次回はもっと上がるんじゃないかな……誰が立候補するかにも由りますが。
リンク:
- 沖縄タイムス | 那覇市長選、投票率39・43%(復帰後の投票率グラフあり)
- 親泊氏が4期連続当選 那覇市長選挙 – 琉球新報(1996年の那覇市長選挙の記事)
- 過去の市長選の記録 過去の記録一覧(PDF/72kb)
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