いまさらベーシックマスターの開発環境を作ってみる(3) eBASICMasterJr

2024/05/20BASICMASTER, 昔のパソコン

いまさらベーシックマスターの開発環境を作ってみる(2) | ず@沖縄の続きです。

ベーシックマスター用のエミュレーターは2種類あった、と前に書いたが、もう1つ見つけた。凄いなみんな。


ebmjrを動かす

上記ページのDownloadの項にソースコードとバイナリのリンクがあるので、そこからダウンロードする。
キーボードの配置が他のエミュレーターと違ってて悩む。BREAKキーの割り当ては Pause/Break と ESC。後退はどのキーになるんだろうか。

TinyGalaxyを動かそうとしたが、テープ形式のロードがうまくいかない。wavじゃないとダメ? bm2でセーブしたテープファイルが読めるらしいのだが。
( .cas ファイルなら読めた)

(Paste機能はあるのだけど、英大文字が入らない。英小文字を入れると大文字になる仕様のようで、ちょっと面倒である)

Debuggerは非常に良くできている。

symdeb風のコマンドが使えるので、MS-DOS時代に使ったことのある人は便利かも。

画面の録画・録音・キャプチャもできるようなので、色々と面白いことができそうである。



キー入力

私はMacOSからWindows11にRDPして、Windows上でeBASICMasterJrを動かしている。この場合、手元のMacOS(英語版キーボード)とBASICMASTER側のキーの対応がわかりにくい。

j68ならVirtual keyboardが使えるので、いざとなれば そちらを使えばいいのだが、eBASICMasterJrではその手も使えない。

NAKAMOZU Tiny BASICが動くようになったので、そちらでキーコードを確認してみた。

`

@ ($40)
~

↑ ($0B)
左シフト[

↓ ($0A)
左シフト]

反応しない
左シフト \

← ($08)
左シフト '

→ ($09)
ESC

反応しない
左シフト0

反応しない

ESC(BM側ではBREAK)が入らないのは困るので、 AutoHotKeyを使ってキー割り当てしてみた。他のキーもこの手でなんとかなりそうである。

#HotIf WinActive("ahk_exe bmjr.exe")
Esc::Send "{Pause}"
#HotIf



続く