いまさらベーシックマスターの開発環境を作ってみる(3) eBASICMasterJr
いまさらベーシックマスターの開発環境を作ってみる(2) | ず@沖縄の続きです。
ベーシックマスター用のエミュレーターは2種類あった、と前に書いたが、もう1つ見つけた。凄いなみんな。
ebmjrを動かす
上記ページのDownloadの項にソースコードとバイナリのリンクがあるので、そこからダウンロードする。
キーボードの配置が他のエミュレーターと違ってて悩む。BREAKキーの割り当ては Pause/Break と ESC。後退はどのキーになるんだろうか。
TinyGalaxyを動かそうとしたが、テープ形式のロードがうまくいかない。wavじゃないとダメ? bm2でセーブしたテープファイルが読めるらしいのだが。
( .cas ファイルなら読めた)
(Paste機能はあるのだけど、英大文字が入らない。英小文字を入れると大文字になる仕様のようで、ちょっと面倒である)
Debuggerは非常に良くできている。
symdeb風のコマンドが使えるので、MS-DOS時代に使ったことのある人は便利かも。
画面の録画・録音・キャプチャもできるようなので、色々と面白いことができそうである。
キー入力
私はMacOSからWindows11にRDPして、Windows上でeBASICMasterJrを動かしている。この場合、手元のMacOS(英語版キーボード)とBASICMASTER側のキーの対応がわかりにくい。
j68ならVirtual keyboardが使えるので、いざとなれば そちらを使えばいいのだが、eBASICMasterJrではその手も使えない。
NAKAMOZU Tiny BASICが動くようになったので、そちらでキーコードを確認してみた。
` | @ ($40) |
~ | ↑ ($0B) |
左シフト[ | ↓ ($0A) |
左シフト] | 反応しない |
左シフト \ | ← ($08) |
左シフト ' | → ($09) |
ESC | 反応しない |
左シフト0 | 反応しない |
ESC(BM側ではBREAK)が入らないのは困るので、 AutoHotKeyを使ってキー割り当てしてみた。他のキーもこの手でなんとかなりそうである。
[code shell]
#HotIf WinActive(“ahk_exe bmjr.exe")
Esc::Send “{Pause}"
#HotIf
[/code]
続く
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