[格安スマートウォッチ比較]体温測定できる T1 sport fitness trackerを買いました
先日、うっかり日中に寝不足状態で外出したら熱中症になりかけました(人生初)。年齢のせいで体温調節機能が退化しているのかもしれません。
水を飲む等の対策はするとして、念のために外出時でも体温を測れるように、スマートウォッチを新調しました。最近の中華ウォッチは体温測れて便利です。
スマートウォッチといえば Apple Watch が有名。Apple製は性能・機能ともに優れていますが、安いスマホが買えるほどのお値段です。うっかり置き忘れる可能性を考えるとなかなか手がでません。
Aliexpressで買える中華製のスマートウォッチは格安($10ぐらいから買える)なのに、機能も豊富。これなら間違ってなくしても大丈夫?
T1 sport fitness tracker
体温の他、心電図(ECG)も測れるスマートウォッチです。私が購入したときは2,151円でした。
ECGを測るには本体下部の金属部分を指で1分間触る必要があります。測定すると、それらしき波形が表示されるのですが、正しいかどうかは謎です(そもそも医療機器としての認定通ってるとも思えないし)。
体温は常時測定可能です。ただ、手首で測っていることもあって数値がかなりふらつきます。グラフを見ると一定の範囲に収まっているようなので、それなりに測定はできているのでしょう。暑い時に外に出て体温変化を測ればいいのかもしれませんが、危険なのでやりたくないし……
この手の安物デバイスの絶対値は信用ならんので、グラフを見る&正確な測定値と突き合わせることが大事。正確な値が必要ならApple Watchや、医療用の機器を買いましょう。
以下、今まで買ったスマートウォッチとの比較です。1つ1000円〜2000円で買えるので、ついつい買ってしまう。
スマートバンド3機種の機能比較
以前から使っているF1と、最近買ったD18, T1Sの比較です。最近のスマートバンドは血圧や血中酸素濃度が測れるものが多いです(精度はどうなんでしょ?)。
F1 Smart Band | D18 Fitness Watches | T1 sport fitness tracker | |
---|---|---|---|
購入時の価格 (送料込み) | $9.03 | $9.99 | $20.25 |
時計機能 | ○ | ○ | ○ |
体温 | × | × | ◎ |
心電図 | × | × | ◎ |
心拍数 | ◎ | ◎ | ◎ |
血圧 | ◎ | ◎ | ◎ |
血中酸素濃度 | ◎ | ◎ | ◎ |
時刻アラーム | ○ | ○ | ○ |
着信通知 | ○ | ○ | ○ |
SMS | ○ | ○ | ○ |
○ | ○ | ○ | |
○ | ○ | ○ | |
Line | ○ | ○ | ○ |
その他通知 | wechat,QQ,Weibo, WhatsApp,KakaoTalk | QQ,whatsapp,Skype , instagram,Wechat, Kakaotalk | Wechat Sport, QQ, Weibo, WhatsApp, Kakaotalk |
データ連携 | Wechat sport, Health(Apple) | Health(Apple) | Google Fit, WeChat Sport, Health(Apple) |
アプリ | WearFit | FitPro | WearFit 2.0 |
充電端子 | 専用(針3本タイプ) | USB | USB |
困りどころ
どの機種も画面をタッチ・長押しすることで機能を選択します。そのため、睡眠中にいつの間にか画面を押していて変なモードに入ったり、バッテリーを異常消費していることがあります。寝るときは外したほうが無難なのですが、それでは睡眠中のデータが取れません。Apple Watchのように竜頭やサイドボタン式の方が誤操作がなくて便利だと思う。コストの関係で安物には使えないのでしょうけど……
データがアプリ内に閉じていて、持ち出すことができません(探せませんでした)。違うスマートウォッチに乗り換えた場合に、データが継続できないと困んだよな。Google Fit経由でなんとかなるのだろうか?
買うときの注意点
細かい使い勝手やアプリからどこまで制御できるかが、販売元のページに載っていない場合があります。また、文字だけで書かれている機能には難点があるかもしれません。販売元によって情報が異なっていることもあります。広告写真に載っていることが全てだと思った方が無難です。
最近は機種名でYouTubeを検索するとレビューが見つかりますので、それを参考にすると良いでしょう。
壊れた?と思ったらやるべきこと
どのスマートバンドもバッテリー電圧が低下しすぎたときには保護モード(ULV protection)に入ります。この状態になると充電端子を繋いでも反応しませんが、壊れているわけではありません。
保護モードに入ってしまった場合は、充電せずに24時間以上放置し、さらに12時間以上充電します。その後表面を長押しし続けると復活することがあります。
(それでも復活しない場合は充電端子が死んでいるか、本当に壊れている可能性があります)
睡眠時にスマートバンドを着けていると、寝返りをうったときなどにボタンが押しっぱなしにされることがあるようで、寝ている間にバッテリーが無くなっていることがあります。下手をすると保護モードに入ってしまって丸1日以上使えなくなることも。
スマートバンドの新しい製品は確実に進歩しているので、これから買う方はなるべく新製品を狙った方が良いと思います。
(旧製品を$10以下で買うのも楽しいけど、それは好き者の道楽ですよね……)
T1 sport fitness tracker
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