人を迷わせるバス停留所を集めてみた(3) – 「第二ゲート」と第二ゲイト」
前の記事で、「第二ゲート」と「第二ゲイト」が別のバス停だと書きました。これ、口頭では区別できませんし、検索するのも不便です。どうしてこうなった?
前回記事: 人を迷わせるバス停留所を集めてみた(2) – 中学校前・中校前問題 | ず@沖縄
「第nゲート」バス停
米軍基地の出入口(GATE)の番号がそのままバス停名になったものです(本部町にも「南ゲート」バス停がありますが、これは米軍基地関連なのか?)
- 第二ゲート (那覇市小禄)
- 第二ゲイト (名護市辺野古)
- 第三ゲート (沖縄市白川)
- 第五ゲ-ト (沖縄市山内)
ゲートの番号は基地ごとに振られていますので、番号は重複します。昔はあちこちに第一・第二ゲートバス停がありました。そのなごりが第二ゲートの重複に残っているのでしょう。(例えば、「第二辺野古」バス停は元々は「第一ゲート」バス停です。第二城間も元々は第?ゲートだったような)
追記: 読者の方から情報(1970年代のバス運賃表等の冊子からの情報)をいただきました。ありがとうございます。
それによると、「第二辺野古」はかつては「アップル町」、名護市の「第一ゲート」は2013年頃に廃止、当時は「第二辺野古」も別バス停。「第二城間」はかつては「バークレー前」、那覇市の「金城」が「第一ゲート(第一ゲイト?)」とのことでした。
なるほどです。古い資料を確認が必要ですね。県立図書館にも残っていないので、どこを探したものか。「金城」はこの連載の第1回目で話題にした「第一ゲート」ですね。
さらに追記
第二辺野古は沖縄高専入口に変更されます(2020年3月1日から)。
元は両方第二ゲートのはず
私の記憶では那覇市小禄・名護市辺野古の両方とも「第二ゲート」のはずです。第二辺野古バス停が元々は「第一ゲート」なのだから、辺野古も「第二ゲート」のはずですよね。
現地のバス停をストリートビューで見たところ、なぜか小禄のバス停名が「第二ゲイト」になっています???
その向かいのバス停は「第二ゲート」。張り紙を貼ったように見えますので、下には「第二ゲイト」と書かれているような気がします。現地行かないとわからんな、これ。
こちらは辺野古。両方とも「第二ゲイト」です。
バス停名の重複を避けた?
現在でも安里バス停は那覇市と中城村と八重瀬町にあります。こちらはバスなびでは安里(又吉通り)・安里(中城村)・安里(八重瀬町)のようにカッコ書きで区別されています。稲嶺、塩屋、奥間、翁長なども同様です。
重複していてもシステム上はカッコ書きで対応できるはずなのに、なぜか「第二ゲート」だけは名称を変更して区別しています。何らかの理由があったのでしょうか? 色々と考えてみましたが、妥当な理由を探せませんでした。誰か教えて。
続く
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