短縮URL p.tl を利用した twitter spam bot が増殖中?
最近、「うら若き女性の顔写真アカウント」からのフォロー通知が届くことが多い。
喜んで念のためチェックしにいくと、もちろんアフィリエイトbotだ。左の画像はそんなbotさんのプロフィール。最近のbotはfacebookのアカウントも持ってて、リア充だ。
(顔写真はネットから無断利用しているっぽいので、モザイク処理しておきます)
この手のbotは なぜか連続してフォローしてくることが多く、たぶん同一人物がプログラムでフォローをかけているのだろう。 こんなに怪しいのにフォロー返し率も高く、だいたい7~8割ぐらいフォローされている。中にはフォロワーの方が多い謎のbotも居る。連続してフォローしてくるbotは共通する特徴を持っていることが多い。ちょっと前には「女性顔写真アイコンで反原発関係のツィートを使ってアフィリエイトブログに誘導する」というマニアックなbotが居たけど、今度のは 短縮URL p.tl を利用して amazon アフィリエイトリンクを踏ませるbotだった。短縮は二重にかかってて (t.co→p.tl) 簡単にはアフィリエイトだと判らせないようにしている。
p.tl って聞いたことないなーと思って検索してみたら、なんと、お絵かきサイトのpixiv運営だったのね。もしかすると、その手のサイトを利用する若い男性の下心純真さを狙った bot なのかもしれない。
twitter.comの検索では二重短縮URLをうまく検索できないので、tweenを使って p.tl を検索すると、その大半が情報商材やアフィリエイト誘導リンクだ。ざっと見た感じでは8割ぐらいが悪用リンクに見える。
p.tlをWeb検索してみるとこんな記事もあった。「pixivのURL短縮サービスが「スパム」扱い? Twitterが投稿拒否」(デジタル・トゥデイ(Digital Today))。現状を見ているとさもありなん、という気がする。
なお、この手の不正利用を見かけたら twitterのWebから通報しておこう。人型のアイコンから「Report …. for spam」を選べば、簡単に報告できる。
(Twitterブログ: スパム報告ツールを追加)
最初の画像にあった3人?を報告したら、さっそく1つはアカウント凍結になった。twitterさん作業速いなー。ここまで書いて投稿しようとしたら、また bot にフォローされたよ… モテモテだな、俺。
リンク:
- pixiv公式マニュアルブック~イラストで広がる新たな世界~
- 「Twitter、Pixiv運営のURL短縮サービス「p.tl」を全面ブロック」(元現役高校生サーバー管理者の考察日誌 – CNET Japan)
- 「pixivのURL短縮サービスが「スパム」扱い? Twitterが投稿拒否」(デジタル・トゥデイ(Digital Today))
- 「スパム報告ツールを追加」(Twitterブログ)
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