ニコ生に思う、技術の普及と底辺の拡大、メディアの危機
先日、普天間問題がニコニコ生放送で流されてたのを見るためにプレミアム会員になったという話を日記に書いたのですが、せっかく会員になったことだし、この機会にいろいろと動画を見てみることにしました。
趣味でもあるんで、将棋講座をいくつか見てみたら、これが結構面白い。もちろん、NHKや商用の動画サービスと比べると落ちる部分もあるんですが、お手軽な点と価格を考えると、娯楽として充分に成り立ってるな、と。
そして、インターネットでの手軽な個人向け動画配信技術の普及が、動画を作成する底辺層の拡大を促していて、それが徐々に質に転換しつつあることを感じる。まだまだ未熟な面も多いけれども、今後も質は向上していくでしょうから、(かけられる費用面を除けば)充分にTVメディアに対抗できるようになるんじゃないかな。特に昨今の経費をかけないバラエティ番組なんかは、ニコ生に抜かれる日も近いんじゃなかろうか。
もう一つ、ニコ生のメリットは過去の放送の蓄積と検索が優れている(ストック化されている)こと。シリーズものの配信をいつでも最初から見れるってのは大きいですね。NHKオンデマンドもこの方向性で強化しないと、やばいんじゃないかな。
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