さくらVPS v4にお引越し その3 (wordpress/KUSANAGI編)
さくらVPS v4にお引越し その1 (cpuinfo編)・さくらVPS v4にお引越し その2 (DNS編) の続きです。
前述の通り、VPS移行のついでにWordpressの高速化ツールKUSANAGIを入れることにしました。KUSANAGIは超便利なwordpress高速化ツール。ドメイン単位でwordpressを運用しているサイトなら簡単に設定・移行できます。しかし……
ドメイン単位・別サービス無しなら簡単
例えば「ず’s 囲碁」です。これはwordpressを使った囲碁専用ブログで、特に変わったことはしていません。このようなサイトならKUSANAGIでwordpress用の設定を行った後に、適当な移行ツール※1を使えば問題なくサイトを移動できます。
サイトの細かい作り(wordpress本体がどのディレクトリにあるか)が影響する部分もありましたが※2、総じて大きな手間もかからずに移行できました。
- ※1 移行には「Duplicator – WordPress Migration Plugin」を使いました。手軽で便利です。
- ※2 Nephila clavata — WordPress プラグインなど。再度S3に上げ直せば済むので大した手間ではありません。
別サービス(cgiなど)があると少し面倒
例えば「ず’s 将棋」には、将棋棋譜の変換CGIも置いてあるのですが、そちらはwordpressとは別に移動作業が必要。
nginxの設定も必要なので若干面倒くさいです。wordpress以外は別ドメインにしておけばよかったけど後の祭り。
ドメイン直下でないとさらに面倒
このブログですね。歴史的事情で http://www.zukeran.org/ ではなく http://www.zukeran.org/shin/d/ にブログがあります。
一度 KUSANAGI をインストールした後で、wordpressを移動させる必要があります。移動後は /etc/kusanagi.d/profile.conf の手直しも必要。
KUSANAGIデフォルトの場所と違うので、kusanagiコマンドが一部動かなったり。ソース読めばわかるのですが、面倒ですな。
これも、ブログ開設時にドメインを分けるべきでした。
wordpress関係ないドメインもkusanagi使えます
http://wiliki.zukeran.org/ など。むかーしから運用しているサイト。いい加減に整理したいんだけど、整理する工数を考えると躊躇してしまう。
これらも LAMP設定で provisioning すれば、面倒くさい設定は KUSANAGI に押し付けられます(PHP関連設定はあとで消してもいいし)。
Let’s Encrypt (https) を使うことを考えると、全ドメイン KUSANAGI化が正解だと思います。
やっぱりメモリ足りない
KUSANAGI化したことで、旧サーバーよりも若干速くなっていると思います。だがしかし、やはりメモリが足りない。
メモリ2GBなのに2.8GBコミットしてて swapも100MB以上使っています。4GBプランにしたいところだが……
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