トランジスタ技術2010年12月号創刊555号記念感謝号

昔話, 雑誌, 電子工作


久々にトランジスタ技術を買った。特集の「エレクトロニクス比べる図鑑」が良さそうに見えたのもあるけど「タイマIC555開発者突撃インタビュー」の文字が目に付いたからだ。(タイマIC 555開発者突撃インタビュー! 動画
私が電子工作に興味を持ったころ、1970年代後半は、小中~高校生向けの電子工作雑誌や電子工作も含んだ科学雑誌がたくさん出ていた。子供の科学ラジオの製作初歩のラジオCQ Ham Radioを読みふけったものだ。
トランジスタ技術は、ちょっと中学生には早くて、読み出したのは高校に入ってからだったと思う。インターフェースはさらに難しかった。



ラ製と初ラは毎月入門的な電子工作の回路図が載っていた。前者がラグ板、後者が厚紙にハトメを使った、ほんと小学生でもできる工作なんだけど、そこで使われる定番のICが555だった。ちなみに定番のトランジスタが2SC372、ダイオードは1N60。
ということで、555にはちょっと思い入れがあって、こういう特集にはツボを突かれるわけだ。ちなみに電子ブロックにもちゃんと555は入ってる。



次号 (トランジスタ技術2011年01月号) では、タイマIC 555 応用回路集も掲載されるらしい。なかなかツボを突くのがうまい。
でも、なあ。こういうのって電子工作も高齢化が進んでるってことなんだろうなあ。まだ、トランジスタ技術は若返りをがんばってる方だとは思うけど。オーディオ界やアマチュア無線界みたいに結晶化する日は近そう。

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Posted by ず@沖縄