iPhone+i文庫で電子書籍(T-Time形式)の詰将棋本を読んでみる

2010/02/17iPhone, 将棋, 電子書籍

日本で電子書籍と言えば、無料の青空文庫が有名だ。私も有料のビュアーであるi文庫を愛用している。余談だが、青空文庫には寺田寅彦仁科芳雄の本もあって科学随筆好きなら結構楽しめると思う。

無償はいいのだが有償となると、iPhoneアプリが散乱してて戦国時代。iAppで探すと写真集とハーレクインと漫画ばっかりで今ひとつ。そういえば、任天堂DSでも大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクションなんてのが出るようだ。割安なんで他の書籍もでるといいな。

閑話休題。いろいろ調べた結果、.book形式(T-Time形式)とXMDF形式、あとはDRM付きのPDFあたりが電子書籍界では多く使われているようだ。iPhoneで手軽に読めそうなのは.book形式なので、これで何か読めないか試してみることにする。

まず、PC用のT-Timeを入手する。理想書店の左メニューにある。ダウンロードすると自己展開形式になってる。それを実行してでてきたセットアップファイルを実行してインストールする。20世紀みたいな手順で面倒くさい。

次に書籍の入手。iPhoneで持って歩きたい書籍ということで パピレスから あっと驚く三手詰(.book形式)をダウンロードしてみた。本書はamazonでも手に入るけど、2割ほど安いし持ち歩ける便利さを取って買ってみてもいいと思う。

ここからが面倒くさい。T-Timeの書き出し機能を使ってJPEGを作り、それをzipしたものをiPhoneのi文庫で読み込む。この部分だけで、まったくおすすめできない作業だ。
(詳細は、「i文庫:なぜみんなStanzaにこだわるか?i文庫があるぢゃないか!理想書店の市販電子ブックをi文庫で読んでみた。」を参照のこと)。

↓が実際に変換してみた書籍。T-Timeに慣れていないせいか文字組が変だが、充分iPhoneで読める。これでしばらくは時間が潰せそうだ。


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Posted by ず@沖縄