Google map の経路検索が理解できない

2020/02/15沖縄のバス

Google mapで沖縄本島の路線バスが検索できるようになったので※1、いろいろ試しています。今までは Yahoo!乗り換え案内かMac/iOSのマップアプリを使っていたのですが、Google mapの方が操作は楽ですね。ただ、時々、謎の検索結果を出してくるのが困り物。

※1 Google map で沖縄バス・東陽バスも検索できるようになった | ず@沖縄

どのモードを選択すべきか

路線バスの乗り換えは、本数が多い路線以外は20分(以上)の余裕を見込む必要があります。10分程度の遅延は普通だし、同一バス停で乗り換えできるとは限らない。道路の反対側に渡るだけでも信号待ちなどで3分程度は必要になります。

幸い、Google mapでは「乗り換えが少ない」オプションを選べます。普段はこちらを使って、歩く距離が長いルートしか出てこない場合は「徒歩が少ない」を選んでいます。



Yahoo!乗り換え案内も「乗り換え回数順」が選べます。「徒歩が少ない」は無いので、代わりに「歩く速度 ゆっくり」を使っています。


沖縄大学からおもろまちを検索してみたら……

iPhoneのバッテリー交換のために、おもろまちのキタムラへ行くルートを検索してみました。コンピュータに頼らずに自力で考えたルートは、那覇おもろまち線(6番)に乗ってメインプレイス東口から歩くか、少し歩いて松川新都心線(3番)に乗って合同庁舎前から歩くかの2択です。時間によっては志多伯おもろまち線(235番)もあるかなあ。

検索してみた結果が下図。1番目は寄宮から3番に乗るルート。これはわかる。2番目は6番乗って、おもろまちの那覇水道局前で21番に乗り換えて合同庁舎前から歩くルート。乗り換える時間を考えると、メインプレイス東口まで乗った方がマシだと思うが、コンピュータの浅知恵はこんなものかと思わせるルート。でも、これはまだ理解できる。



理解できないのは3番目。6番乗って、なぜかメディカルプラザ大道前で降りてあとは歩け!という謎ルート。いやいやいや。まだ2番目のルートで那覇水道局前から歩いた方がマシでしょ。なぜ、わざわざ大道から歩かせる?




ちなみに4番目のルートは、大里~結の街線(309番)に乗って、泊高橋でやんばる急行に乗り換えて、合同庁舎前で降りるルート。やんばる急行を1区間だけ乗るなんで、実に豪快。

何を元に経路を選択しているのかさっぱりわからないのが困る

いろいろ試してみましたが、この区間ではどう頑張っても6番でメインプレイス東口に行く経路は出てきません。

PETBOX終点ならメインプレイス東口下車徒歩のコースが出てきます。パソコン工房のあたりからダメになる。下車後の徒歩距離を見ているのかとも考えたのですが、それだと大道から歩かせる理由がわからない。



これ、土地勘ある人ならおかしさに気がついて別の手段を考えられるけど、土地勘ない人(観光客とか)は困るよねえ。バス停の位置問題といい、Google mapには直すべき場所が多々ありそうです。

追記

JTCY @jtcy_obzaiya さんが、浦添のてだこホールへ行く場合の問題について、記事を書かれています。浅野浦バス停付近のアンダーパスが考慮されていないのでないかと推測されています。

沖縄のバス

Posted by ず@沖縄