沖縄銀行がスマホ決済「オキペイ」を2019年3月開始
琉球新報に沖銀がスマホ決済を開始するという記事が載っていた。名前は「オキペイ」。沖銀だからオキペイなのだろうか。琉銀はリュウペイ、海邦銀行はカイペイになったりするのか?
オキペイは、GMOペイメントゲートウェイが提供する銀行Payシステムを活用している。
同様に銀行ペイを導入している、横浜銀行の「はまPay」やふくおかフィナンシャルグループの「YOKA!Pay(よかペイ)」との相互利用も可能。例えば、はまペイ利用者が沖縄を訪れた際にオキペイ加盟店でそのまま買い物ができる。銀行ペイは今後ゆうちょ銀行やりそな銀行も導入予定という。
沖縄タイムスにも記事あり。本家では有料記事だが、なぜかITmediaで全文読める。
GMOペイメントゲートウェイとは
記事にあるGMOペイメントゲートウェイにもニュースリリースがありました。この手のサービスは利用者数獲得競争になるため、銀行関連を束ねるのは悪くない手段だと思います。
問題は新報記事にあるように「沖銀は9月までの上期で千店舗程度の加盟」ができて、さらに増やせるかどうかでしょう。翌日入金なのはクレジットカードよりも便利。加盟店手数料はクレジットカードに比べて安くなるのでは?という記事を見かけるのですが、実際どうなんでしょうね。
ちなみにGMO-PGのリリースでは「OKI Pay」になっています。どっちが正式な表記なんだろ。“Pay” は英字の方がわかりやすそう。
沖縄銀行に銀行口座連動型スマホ決済サービス「銀行Pay」をシステム提供
~横浜銀行、ふくおかFG、りそなグループ、ゆうちょ銀行、沖縄銀行で相互利用が可能に~(中略)
そしてこのたびGMO-PGは、「銀行Pay」の基盤システムを、沖縄銀行にも提供することといたしました。沖縄銀行は、2019年3月を目処に「銀行Pay」の基盤システムを活用した独自のスマホ決済サービス「OKI Pay」を展開する予定です。
利用者にとって便利なのか?
既にQRコード決済は乱立していて、利用者にとっても加盟店にとっても増えすぎて困っている状態。私のように、標準的な手段が決まってから使おうと思っている人も多いと思います。
新報記事では「アプリなので操作も簡単だ」と書かれていますが、先行する「はまPay」の利用記事を見てもそう便利には思えない。そもそも体験記自体がGoogle検索で探せない。これ、ほとんど使われていないんじゃないかなあ。
同じくQRコードを使う「ゆいレール」で使えるようにならないかな。東急線のようにATM代わりに現金引き出しできるとなお便利。
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