Windowsへのアプリインストールは死語かも

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将棋愛好家向けにオススメのWindows用将棋ソフトという記事を書きました。将棋ファンはご年配の方も多いので、インストールに複雑な操作が必要なソフトの記載はばっさり省いています。記事を書くときに念頭に置いたのは「インストーラーを起動はできるけど、zipファイルを展開して指定フォルダに置くことはできない」ぐらいの層です。

ところが、記事を書いたあとに、この想定でも実は甘いんじゃないか? と思わされる事例に遭遇しました。Windows PCは使ったことがあるけど、アプリのインストールをしたことがない・できない層の存在です。若者のPC離れという言葉を聞くことがありますが、実際そうなっているように感じます。

Googleトレンドで検索数を比べてみる

「Windows インストール」、「iPhone アプリ」、「スマホ アプリ」の3つの語句の検索数を調べてみました。iPhoneが発売された2008年以降に「iPhoneアプリ」の検索が増えていて、その後、2010年ごろから「Windows インストール」の検索数が明らかに減っています。「Windows アプリ」の検索も近年は増えていますが、それを足しても減少中です。

先にスマホアプリを探す人々

最近の子供は個人用のスマホを持っていてもPCは持っていないことが多く、作業をするためにはスマホアプリから探します。この傾向は20代ぐらいの若者でも存在していて、個人でPCを持っていてもアプリを探すのはスマホからという人が多いようです。どうしても見つからないときはWindows(やMac)のアプリを探す。フリーソフトを探してインストールするのはごく限られた層のようです。

大昔(1990年代後半)は、インターネット接続するためにもソフトウェアのインストールが必要で、ブラウザもファイルのアップロードも全部フリーソフトを探さないといけない状態でした。当時PCを使っていた層は必要に迫られて、これらの操作を習得したと思います。今の30代後半以上の年齢でしょうか。だんだんとフリーソフトに頼らなくてもPCで作業ができるようになり、学校や会社のPCには勝手にソフトがインストールできなくなって、徐々にそれらの技能を覚えなくても良くなったわけです。20代以下だとPCは学校で触ったことがあるだけ、という人も増えています。

中国はさらにその傾向が強いようで、ネットを探してもPCソフトは少なく(Macはほとんどない)スマホファーストになっているように思えます。日本もそうなっていくのでしょうか。

将棋ソフトの記事をスマホ中心に書き換えないといけなくなる日も近いのかもしれません。

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