Google Analytics Dashboard を使って記事の特性を知ろう
少し前にGoogle Analytics Dashboard WordPress Widgetを導入したんですが、これが実に素晴らしいツールなので報告。
通常、ブログのアクセス件数(ページビュー)を分析するときは、Google Analyticsを使うのが定番だけど、掲載記事数が中途半端に増えてくると分析が面倒臭いんですよね。 あまり細かく分析しない人ならいいんだけど、記事ごとの分析をしたいときが大変。
Google Analytics Dashboard を入れると、左図のようなグラフが wordpressのダッシュボードに表示されるようになります。これが非常に便利。
インストールはプラグインのインストール画面で「Google Analytics Dashboard」を検索・選択するだけ (インストール時に“google-analytics-dashboard/gad-admin-options.php on line 272” が出る場合はWordPressのGoogle Analytics Dashboardのインストール失敗とその対策を参照のこと)。
インストール後に一度だけ「設定」→「Google Analytics Dashboard」から OAuth 認証を行う必要があります。 あとは「Available Accounts」からサイトを選択し、「Dashboard Level」を「None – Admin only」にします。
これで、Wordpressのダッシュボードトップや記事一覧にグラフが表示されます。特に「記事一覧のグラフ」が便利(左図)。ここをざっと見るだけでも、いろんなことがわかります。
例えば記事ごとのこんな特性。
- 記事を公開したあと一瞬だけアクセスが集中し、あとは省みられない記事
- 毎日少しずつアクセスがある記事
- 公開直後からアクセスがほとんどない記事(涙)
毎日大量にアクセスがある記事が書ければいいんですが、さすがにそれは難しい。でも「一瞬集中」や「少しずつ」記事は、気づきさえあれば 誰でも書けるはず。
例えば一瞬集中記事は、後悔懺悔日記の「【感想】MacBook Pro Retinaディスプレイモデルと過ごした約1ヶ月」のような方法を使って「検索キーワード」を調べたり、twitterのトレンドを観察していれば書けるはずです。本ブログだと「使いまわしに気をつけよう / 環境省「国民のみなさまへ」のaltに書かれた文字列の謎」のような記事。
でも、一瞬集中記事でアクセス数を稼ごうと思ったら、毎日毎日トレンドに沿った記事を書く必要があるし、そもそも「俺はそんな記事を書こうと思ってブログ開設したの?」という本末転倒な話に。そして行き着く先は釣りタイトルでアクセスを書くまとめブログに なりかねないのも怖い。
私のお勧めは「少しずつでも定常的にアクセスがある記事」を書くこと。ただし、一瞬集中記事と異なり、こちらはブログや書き手によって必要になる手法が違うと思います。ですから、ここではヒントだけ書きます。
まずはそんな記事の実例を自分のブログから探してみましょう。ある程度の期間ブログを書いていれば、数本はそんな記事があると思います(1日2-3件でもOK)。その記事探しに「Google Analytics Dashboard Plugin」が使えます。 記事一覧からざっとグラフの形を見れば大よそのアクセス傾向はわかりますから。Gogle Analytics では記事を1つ1つ調べる必要があって面倒なんですよね。
記事が特定できたら、そこからは Google Analytics を使って 通常の分析を行います。どんな検索キーワードで参照されているのか?どんなサイトからリンクされているのか、などなど。そして、次に記事を書くときに、分析結果を念頭に置いておけば、よりアクセス数の多い記事が書ける……かもしれません (^_^;
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