Rx Mid-1950s 16mm VINTAGE NAHA CITY, OKINAWA “BLACKIE-SAN”がなぜ素晴らしいのか

2012/03/13wbm, 昔話, 沖縄の昔の写真, 読み物

Rx Mid-1950s 16mm VINTAGE NAHA CITY, OKINAWA “BLACKIE-SAN" svFilms 480px 1.avi – YouTubeについては、ず’s » 1950年代の那覇の街の様子をカラー撮影した動画がYouTubeに上がってるにて検証中ですので、そちらをご覧ください。

さて、この動画は「1950年代の那覇市街」「動画」「カラー」ということだけでも素晴らしい動画なんですけど、もう1点、気づきにくい素晴らしさがあるので少し書きます。


昔の写真を探したことがある方ならわかると思うのですが、写真として「残りやすい場所」と「残りにくい場所」があるんですよね。例えば現代のTV街頭インタビューで「東京の新橋駅前」がやたらと出てくるようなものです。


沖縄の昔の写真の場合、那覇市を例に多くの資料が残っている所を上げると、図赤丸のようになります。映画館とか学校とかランドマークになる建物は比較的探しやすいですが、それも多く残っているところとそうでもないところがあります。

  • 琉球政府前~現県庁北口~山城時計店
  • 国映館~山形屋
  • むつみ橋近辺(市場本通りも)
  • 三越前~平和通り(交番があったあたりまで)
  • 牧志公設市場
  • 開南バス停
  • 首里城、龍潭池
  • 58号線 久茂地交差点付近
  • 58号線 泊高橋近辺



残ってるのには理由があって、琉球政府前なんかはそもそも「取材・記録の必要」があったのでしょうし、むつみ橋近辺は「歩道橋があって撮影しやすかった」のも大きいと思います。あと、「興味を引く・記録したくなる」場所は多く残っていますが、そうではない「普段の生活の場所」はあまり残っていません。

那覇の市場でも多くの記録があるところとそうでもないところがあります。新栄通り(サンライズなは)や浮島通り(千鳥橋通り)などは記録が少ないです。私が探している「国際ショッピングセンター」とか本屋さんの写真はもっと残っててもよさそうですけど、ほとんどないんですよね、これが。

Rx Mid-1950s 16mm VINTAGE NAHA CITY, OKINAWA “BLACKIE-SAN" svFilms 480px 1.avi – YouTubeの撮影場所は、1950年代の那覇の街の様子をカラー撮影した動画がYouTubeに上がってるにて検証したように左図のあたりなのですけど、上図ですっぽりと抜けている浮島通りや平和通りの奥の方が写ってるのが素晴らしいんですよね。何度も見返しています。

1970年、1980年代の同じ場所のビデオが発掘されないかなあ…特に新栄通りとか国際ショッピングセンターのあたり。情報がありましたら @zu2まで教えていただけると助かります。


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