blogのRSSに全文を掲載すると、全文転載を喰らう
ご多分に漏れず、このサイトでも最新記事のお知らせとしてRSS配信を行っている。wordpressだと配信の際に、全文と抜粋を選ぶことができて、私は「抜粋」を設定している。この記事だとこの行まで抜粋として配信される。
情報収集のためにRSSリーダーを主に利用している方々からは「全文配信してくれると楽でいい」という話も聞くんだけど、「全文配信すると全文転載を喰らう」という身も蓋もない事実を再発見してしまった。昔からパクリサイトがあるのは知ってたんだけど、身近になってきた感じ。ゲームソフトの違法コピーがカジュアルに蔓延して頭が痛いんだけど、そういうのに似てる。
(もちろん、RSSリーダーなんかも全文転載していると言えばしているんだけど、そういうのじゃなくて「パクリサイト」のネタとして使われちゃってるわけ)
パクリサイトからトラックバックがきた
私が気がついたのは、以前書いたエントリ「wordpress用Amazonアフィリエイト用マクロを書いてみた」へのトラックバック通知から。
kwLogさんが「どうもWordPressのAmazonプラグインはカオスで定番がないらしい」という
記事(左図)からリンクを貼ってくれたんだけど、その記事が丸々転載されているっぽい。
該当記事にリンク貼るのも嫌なので 魚拓にリンクを貼っておこう。なぜかコピー先からトラックバックが飛んできたので気がついた。気づかずにコピー側トラックバックを承認しちゃうサイトもあるんだろうな…
左図の赤丸部分に元記事のタイトルが丸々載っているのが確認できると思う。少し上に申し訳程度に「引用元LINKURL」なんて書いてある。CSSまではコピーできてないので、細かな装飾が崩れて、妙な雰囲気の記事になってる。
パクリサイトの方が検索上位になったりする
こういうサイトは最近蔓延していて、google検索するとオリジナルよりも上に出てきたりするので頭が痛い。にちゃんねるまとめサイトもそうだけど、同じような記事がいくつもひっかかってオリジナルまで辿りつきづらく、検索する上でも困りモノである。
googleさんも困っているようで いろいろと対策をしているようですが、結局、気づいた人が通報するしかないみたい(Google ウェブマスター向け公式ブログ: ウェブスパムを見つけたら、Google にご連絡を)。通報用のプラグインまであったりする。
「CSSをいじってコピー先では読めなくする」なんてのも考えたけど、副作用ありまくりな気もするし…
対処方法等へのリンク
- Google ヘルプ
- 情報がパクられているのですが・・・ – ウェブマスター 公式ヘルプフォーラム(google)
- Google ウェブマスター向け公式ブログ: ウェブスパムを見つけたら、Google にご連絡を
- Chrome ウェブストア – Google Webspam Report (by Google)
- Google ウェブマスター向け公式ブログ: アフィリエイトを導入されているウェブマスターの皆さまへ
- 確信犯的に記事をパクっているサイトをGoogleはどう判断するのだろう | SEOテンプレート比較
- 例のパクリブログではない盗作ブログがインデックスされていた件 | SEOテンプレート比較
- 記事をパクられたので対処法とか色々書いてみる – かちびと. net
- コピーサイト(ブログ)のSEO対策〜RSSは抜粋表示で〜 | パシのSEOブログ
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