Starfive VisonFive2(RISC-V SBC) で遊ぶ – その12 金属ケースに入れる

2024/01/30RISC-V, VisionFive-2

VisionFive2の開発元(StarFive Technology)が運営しているフォーラムにて、VisionFive2用の金属ケースの情報がありました。Aliexpressでも販売していたので、早速購入。

去年の年末に私が買ったときの価格は、本体3229円+送料600円。この記事を書いている時点では本体3334円+送料620円になっています。円安困る。




ケース外観

ケース上部は冷却フィンを兼ねています。かっこいいです。



コネクタ側から撮影。わかりにくいですが、ケース下部にはマウント用の金具もありますので、ディスプレイの後ろに付けても良いかも。



上蓋の裏にはヒートシンクが付いています。これがサーマルパッドを介してCPUを冷やすようです。ファン無しでも十分に冷えてくれるかな?


温度変化

上蓋を閉めない状態(ヒートシンク無し)だと60度近くまでCPU温度が上がります。

$ sensors
120e0000.tmon-isa-0000
Adapter: ISA adapter
temp1:        +58.0°C  

Byte-UnixBenchを実行すると、CPU温度は70度近くまで上がります。

$ sensors
120e0000.tmon-isa-0000
Adapter: ISA adapter
temp1:        +67.4°C  

蓋を閉めてヒートシンクがCPUに接した状態では50度弱です。蓋を開けた状態よりも10度ほど下がりました。
(ファンをつけた状態では、無負荷時には30度以下まで下がっていましたので、ヒートシンクだけでは力不足のようです)

$ sensors
120e0000.tmon-isa-0000
Adapter: ISA adapter
temp1:        +47.1°C  

Byte-UnixBenchを実行しても、CPU温度は60度弱です。ヒートシンク無しの無負荷時と同じぐらい。冬場はいいけど、夏場は大丈夫だろうか。

$ sensors
120e0000.tmon-isa-0000
Adapter: ISA adapter
temp1:        +57.3°C  


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RISC-V, VisionFive-2

Posted by ず@沖縄