Raspberry Pi 用 NFS+tftpサーバー求む

Raspberry Pi, 自宅サーバー

前回記事「台風の影響で漏電遮断器(ブレーカー)が落ちる」に書いたように、台風時の停電でNFS+tftpサーバーとして使っていたLANDISKが死んでしまった。幸い中のディスクには損傷はなくデータは全部読み出せたのでひと安心。

このままではRaspberry Piが路頭に迷ってしまうので、代替のNFS+tftpサーバーを構築したいのだが、さて今どきはどのような構成にするのがいいのだろうか。

要件定義

以下は必須。

  • NFSサーバー機能が使えること。NFSv2以上であれば良い。
  • NFSサーバーの容量は80GBもあれば充分
  • tftpサーバー機能が使えること。
  • ntpで時刻同期が行えること。
  • 壊れた時に代品が容易に入手できること

以下はなるべく欲しいけど、金がかかるなら不要。

  • Linuxが使える
  • RAID-1が使える
  • (Raspberry Pi+USB HDDに比べて)高速である
  • 面倒臭くないこと

案1 Linuxが使えるNAS

NFS/tftp機能があり、telnetやsshにてログインできるNAS。現時点のAmazon価格は1ベイのDS115jが12,650円。 2ベイのDS216seが18,800円。4ベイのReadyNAS 104が20,244円。
余ってるハードディスクを入れてもいいし、最近安くなった4TB HDDを入れるのも楽しそう。

案2 Raspberry Pi2 + USB HDD

家にあるRaspberry Piのうち1台にUSB HDDを接続してNAS化する。Raspberry Piには慣れているのでそれほど面倒くさくないし、壊れても予備機の心配はない。安上がり。
付けるならUSB SSDかな。静かだし電気も食わないので。ただし先人の記事を読むとUSBが遅くてそれほど性能は出ないとのこと。今まで使っていたLANDISKよりは速いと思われるので問題ない?

案3 Intel NUCなどの安PC

安PC BoxにHDD(SSD)入れてLinuxを動かす。N3050搭載機が14,144円、E3815搭載機が16,896円。メモリとHDDが別途必要なので、それなりに金がかかる。
速度面での不安はないけど電気喰いそう。

案4 無線LANルーター+openwrt

余ってる無線LANルーターのファームを書き換えてLinux化し、USB HDDを繋ぐ。うちに転がってるMZK-750DHPもopenwrt化できそう。
ソフトウェアの追加のためにクロスコンパイル環境つくらないといけなくて面倒くさいのが難点。LANDISKのようにバイナリが配布されていると便利なのだが。

番外 謎PC

東雲社から売られている謎PC。J1900搭載機は2GB DDR3L RAM+32G SSD+WiFiにWindows7(プリインストール)という構成で16,980円。4GB+120GBでも22,450円。安すぎる。発送元:中華人民共和国。

あまりにも安すぎて怪しささえ感じるので、TwitterやWebを検索してみたが情報無し。さすがに誰も手を出していないのか?

まだ悩んでます

悩んでいる間が一番楽しいということで。Raspberry Pi2 + USB-SSD が無難ですかね。
SATA付きのRaspberry Piがあると便利なんだが、さすがにそんなものはどこにもなさそう。