迷走台風の思い出

2011/08/07台風, 沖縄, 生活

平成23年台風第9号が45時間も居座ってくれたおかげで、丸2日閉じ込められた沖縄県民のうっぷんが溜まっている今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。twitter のTLを見るとショッピングセンターや外食などがにぎわってるようで。

前にも長期間居座ってた台風あったよなあ、確か今世紀に入ってからもあったはず、と思って検索してみました。迷走台風で検索。Wikipediaの「複雑な動きをする台風」が出てきた。そうかー、最近は迷走台風って言わないんだ。なんで改称したんだろ。

複雑な動きをする台風(ふくざつなうごきをするたいふう)とは、日本付近において進路予報が難しく、時には複雑な動きをすることのある台風のこと。2006年までは迷走台風と呼ばれていたが2007年から改称された。

Wikipediaの一覧の中でそれっぽいのは「平成13年台風第16号」(2001年)。琉球新報のWebに記事が残っていて(迷走30時間猛威振るう/本島を2度横断/台風16号)、それを読むと記憶に残っていた台風はこれで正解っぽい。一度、通過した後に戻ってきたんだよな、この台風。それでも30時間なんだから、今度の台風のしつこさが良くわかる。このときの台風の進路は二重丸というか「の」の字というか。「災害をもたらした気象事例 台風第16号(気象庁)」で見れる。

子供のころ(1970年代)にも迷走台風があったような気がするけど、ネットでは詳細を探せない。wikipediaの「年度別台風記事一覧」もそうだけど、日本本土に接近していない台風については記事が少ないんだ。ようやくデジタル台風:台風197414号 (MARY)(北本 朝展 @ 国立情報学研究所 (NII))と1974 Hurricane/Tropical Data for Western Pacific(Unisys)で、経路図を発見。なんでこんなのがUnisysのサイトにあるんだ?

追記:
twitterで1924年8月の台風への言及があった。Wikipediaでは複雑な動きをする台風にこう書かれている。これ以上の情報はネットではまだ探せていない。

沖縄台風 (1924年8月)
日本のはるか南方洋上を琉球列島に向かって西進し、沖縄本島を通過した後、進路を東寄りに急転し、再び沖縄本島を襲って北上し、東シナ海に入った。「沖縄台風」の名は非公式に付いたもの。

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Posted by ず@沖縄