古のCRPG: Oubliette – Computer Role Playing Game 攻略メモ

2010/11/06Android, iPad, iPhone, PC, ゲーム

oublietteは、CDC社 PLATO system上で1977年に書かれたコンピュータRPG。1983年にコモドールC64とDOSに移植された。(参考:Wikipedia:MUD) このページでは、iPhone版(Oubliette - GabySoft)について解説する。




名前の意味

  • Oublette: 音節ou・bli・ette 発音記号/ùːbliét/
  • 【名詞】【可算名詞】
  • (中世の城内の)秘密地下牢 《天井の揚げぶたを開いて人を投げ入れた》.
  • (研究社 新英和中辞典:http://ejje.weblio.jp/content/oubliette)

ゲームシステム

コンピュータRPGの名作Wizardryや、Wizardryが元にしたDungeons&dragonsに良く似ている。時系列を考慮すると、WizardryがOublietteに似ているのかもしれない。特に、Wizardry Iの初期版にしか存在しない職業(Sage)や、後の版にもあるSamuraiがOublietteにあることを考えると、WizardryDungeons&dragonsよりもOublietteを参考にしているのかも。

(上記の推測はあっていました。詳細は古のCRPG:Dungeons and Desktops と ロールプレイングゲームサイド | ず@沖縄を参照ください)。


下記の点はWizardryと大きく異なる点である。

  • レベル上昇は経験値制ではない。キャラクターがモンスターを倒すかダメージを受けるとある確率でレベルが上がる。盗賊や侍・忍者は罠の解除でもレベルがあがることがある。レベルがあがる確率は種族・クラス・レベル・戦っているモンスター・ダンジョンの深さ(レベル)に依存する。(参考:QUESTIONS NOT COVERED IN THE FAQ)
  • 探索中にレベル上昇権を得たら、それは+印で表示される。2つ(++)まで。HPが完全に回復した状態で、Innに泊まることでレベルが上昇する。(参考:Help:Player Information)

  • 作成直後のキャラクタはスコアが足りないか、Guildを卒業できずにPeasant(小作人)になることがある。再度Guildで修行することで望むクラスになれるかもしれない。ただし、厳しい修行の結果、命を落とすこともある。



クラスごとのステータスボーナス

Experienceの項は経験の得にくさであることに注意。もっとも成長しやすいのはKobold,次いでOrcである。Innで休むたびに最低一月が経過するので、寿命が短い種族は要注意。’*’は平均値。

Oubliette Races

“Each race has certain characteristics which typically distinguish its members from those of other races. “

戦略

  • パーティーの先頭2名しか物理攻撃できない(Wizardryは3名)ので、攻撃できるクラスを2名入れる。
  • 短命だがレベルが上がりやすい種族と長命でレベルの上がりにくい種族(elf)を使い分けること。ゲーム序盤はレベルを優先し、迷宮内を充分に探索できるようになってから、elfを育てる。ゲーム後半はelfのみのパーティとなる。


セーブ(Gem)

iPhone版では、城での保存にGemが必要。有料。ただし、最初に10Gemが無料で与えられる。また、ゲームにメールアドレスを登録することで、さらに10Gemを得られる。

Tips

  • Cartographers Scroll で帰り道が分かる


iPhone版価格(2010年現在)

  • ゲーム本体「Oubliette - GabySoft」は無料。
  • 本体には地下1Fまでが含まれており、2F~10Fは1階につき115円 (全部で350円)。
  • 地図(4-6F,7-9F,10F)は、それぞれ115円 (C64/IBM版の地図ならぐぐれば無償で手に入る)
  • セーブポイント(Gem)はインストール時点で10個、ユーザー登録で10個無償で入手できる。5個115円,15個230円,30個350円,75個600円

Android版:Oubliette - GabySoftも同様。

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Posted by ず@沖縄