ベーシックマスターのハードウェア(6)キーボードをニコイチ
注意: 以下の内容は「私がやってみたら たまたま動いた」という記事で、動作を保証するものではありません。
ソフトウェアで遊ぶだけならエミュレーターで十分だが、ハードウェアをいじりたくなったので BASICMASTER Jr. をヤフオクで何台か買ってみた。
安く売られている個体はキーボードに不具合があったり、電源ケーブルが切られている。電源ケーブルは自力で修理できたんだけど、キーボードの不具合はどうしようもない。LOADとRUNとモニタコマンドが使えればいいやと思って放置していたのだが、ニコイチして修理することにした。
参考サイト
ぐぐってみたが、ベーシックマスター Jr.のキーボード修理記事はみつからない。旧コン研さんのサイトにレベル3での修理記事があったので、それを参考に四苦八苦してバラして調べてみた。
旧コン研さんが書かれている「キーボードからスイッチを抜く工程」は一緒なので大変参考になりました。ありがとうございます。
BASICMASTE Jr. の キースイッチの情報
使われているのは ALPS の SKCC Cream というタイプのキースイッチのようだ。旧コン研さんのサイトにあるL3のキーボードは色も内部構造も異なっている。PC8001のスイッチと同じものだろうか。
SKCC Creamが手に入るなら交換して使ってみたいが、ebayでは恐ろしく高い値段で売られている。PASOPIA 700のキースイッチが使えそうだが、こいつはヤフオクでもレアなんだよな。
(Apple IIのは、SKCC Tall Creamというタイプで別らしい。これも高くて手がでない)
- switch:alps_skcc_cream [Keyboard Bureau of Investigation]
- ALPS メカニカルキースイッチとその歴史 – The Rank of F
- Alps SKCC Cream – Telcontar.net
- 型番不明
- Toshiba Pasopia 700
- PC8001
ニコイチする
「レベル3キーボード修理(1):一部のキーが入力できない: 旧コン研」を参考に、取り替えたいキースイッチを外して、ドナーの同じキーをはめ込むだけ。両方で同じキーが不良の場合は、同じ段のキースイッチで置き換える。
左側の14番(DELキー)を外す。DELなど いくつかのキーは、スイッチの端子が曲げて半田付けされていて、抜くのが面倒くさい。

ハンダ吸取線とはんだ吸い取り器で頑張ってハンダを除去。元から載っているハンダが硬いが、迎えハンダで解決。
リード端子が曲がって接続されているので、ラジオペンチなどを駆使して立てる。ここは苦労した。

端子が真っ直ぐになったら、レベル3キーボード修理(1):一部のキーが入力できない: 旧コン研を参考に引き抜く。スイッチが劣化しているので爪が折れる場合がある。全部のキースイッチのハンダを除去してから作業すれば、大丈夫だと思う。実際に作業された方もいらっしゃるので、不可能では無いのだが、さすがに難儀すぎ。


右上のキーをいくつか取り替えた。飲み物をこぼしたのか、この一帯のキーが不調だった。
よく見たら ¥キーの向きが間違ってるな。あとで直そう。

全キー入るようになりました。このJrは16KBバージョンなので、そのうち64KBにする予定。
安物液晶TVにコンポジット接続しているのだが、盛大にノイズ(縦縞)が出るのも何とかしたい(MP-9780 HITACHI VHF COLOR CONVERTER を経由するとノイズが出ないので、MP-9780の回路図欲しい)。

その他
キーボード基板は2種類あるようだ。GNDがベタ塗りと網目になっている。どちらが改良版なんだろ。


よく見ると基板にはキースイッチ位置の番号が書かれている。番号はベーシックマスターJr回路図記載のものと同一。
「ベーシックマスター活用研究 Level 3,Jr」、工学社、1982年12月 p.99より引用
ハンダ作業には鴨澤さんに教えてもらった PINECIL を使いました。これ良いね。オススメ。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません