2007/08/31
「きょうの料理」という番組がある。 NHKの長寿番組で、今年で50周年になるらしい。 TVを見るようになってから知ったのだが 「きょうの料理」は 今では「きょうの料理」「きょうの料理プラス」「きょうの料理ビギナーズ」、 さらには「きょうの料理50年」と一大ファミリーを築いている。
さて、そのなかでも面白いのが「きょうの料理ビギナーズ」。 5分間のミニ料理番組なのだが実にすごい。 何がすごいってほとんど料理を作らない料理番組なのだ。 これに比べればさらに時間の短い「キューピー3分間クッキング」の方が料理番組らしい料理番組だと思う。
例えば「インスタントコーヒーのおいしいいれ方」という回は、 インスタントコーヒーとティーバック紅茶を入れるだけ。 最後の30秒に「シナモンキャラメルコーヒー」と題して インスタントコーヒーに市販のキャラメルを1個溶かして、シナモンをかけただけの 料理が出てくる。これを料理と言っていいのだろうか。
ちなみに番組のパターンは毎回ほぼ一緒で、4分30秒間薀蓄があって、 最後の30秒に申し訳程度に料理が出てくる。 その料理も器具はほとんど出てこないし、調味料も塩こしょう程度しか でてこない。さすがビギナーズである。 これでテキスト(NHK きょうの料理ビギナーズ)まである。
まあいろいろ書いたがツッコミを入れながら見てると結構楽しい。 娘と楽しみに見ている。
そういえば、NHKの番組なんだけど、 昔に比べて高校講座が減っていて、中高年向けの番組が増えているように感じる。 少子高齢化の影響だろうか。
UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付)、アスキー書籍編集部(著, 編集)、 アスキー
「UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付)」という本が出るらしい。UNIXマガジンの記事20年分をDVDに入れて、書籍はその解説。 結構いい値段(18,000円)だ。本棚の整理のために買うべきか...
アスキーによる書籍解説は「UNIX MAGAZINE Classic with DVD」にある。 雑誌の方は季刊になってからとんと見かけなくなったような気がするが、 まだ売られている。
2007/08/29
amazonで売られている 「箱庭シリーズ 1/60 渡し場 組立キット」のレビューが凄いことになっている。 なんでこうなっているかは、検索すればわかると思う...が、2ちゃんねらーちょっと自重しろと思う。
以前紹介した、 売るならだんごか宝石かの著者である林總 さんが日経ビジネスオンラインで連載をしている ( 「熱血!会計物語〜経理課長、団達也が行く」)。 そこそこ面白い。
ircで教えてもらったんだけど、 科学技術振興機構が提供している 「失敗知識データベース」に 「液体窒素で周辺空気の酸素が液化しベンゼンが爆発」という事故が出ている。 こういう事故が起こり得るということは、事例をみないと気づかないだろうなあ。 よいデータベースだと思う。
以前紹介した、 「教科書にない実験マニュアル よくある失敗・役だつNG集」とか 「実験室の笑える?笑えない!事故実例集」と併用するといいかも。
2007/08/28
amazonに 丸善セレクションなるものができてる。 これは危険だ...
「科学関連グッズ」の 分子構造模型-B型セットがいい感じだ。ちょっと欲しい。
- 丸善とAmazon.co.jp、共同ブランドストア「丸善オンラインストア」開設(Internet Watch)
2007/08/21
進化というものはあるデザインの元に1から身体を設計するのではなく、 今あるあり合わせの材料を使って、環境に適応する仕組みである。 だからこそ、不完全な器官や痕跡器官が我々の身体にも残っている。 また、このことはダーウィン やグールド が何度も述べていることである。
さて、本書は獣医学医師であり数多の動物の解剖を手がけた著者が、 我々人間の身体を材料に、進化の痕跡や進化の妙を解説した本である。 ざまざまな写真や図、経験を元にした語り口は非常に面白く、 ぐいぐい読み進めることができた。 また、筆者の志を語った章も良い。
生物学や人の身体に興味がある人にお薦め。 理科に興味のある 小学校高学年から中学生にもいいと思う。
「ラーメン発見伝」というラーメン蘊蓄漫画がある。ビッグコミックスペリオールで連載されていて、私も時々コミックを買うのだが、 そのストーリーに協力しているのが本書の著者。 ラーメン発見伝で語られている蘊蓄を、整理された形で読むことができる。 本書を読むだけれラーメンの歴史や現状を一通り知ることができる。
ラーメンに興味がある人にはお薦め。 また、ラーメン発見伝と併せて読むと、なぜ漫画でああ描かれていたのかを 推測できて面白く読めると思う。
なお、本書は意図的に文章だけで構成されていて写真や絵が一切ない。 これも面白い試みだと思う。おかげで単なるガイドブックにならずに 済んでいる。
Voiceは割と右よりのオピニオン誌。PHP研究所が出している。 amazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で勧められているのも正論とかとてつもない日本だったりする。中学生のころ何故か学校の図書館に揃っていて、活字中毒の私はむさぼるように読んだものだ。
さて、今月号を買った理由は特集にある。 仲井真知事による言い分を読んで見たかったからだ。
その読後感だが、良い意味でも悪い意味でも、 ここまで慎重に沖縄問題を語らないといけない時代になったのだな、と思う。 その語り口には学ばなければならない部分も多いと思う。 仲井真知事にくらべると与那原恵の記事は(内容は暗いが)気楽に見えてしまう。
評価は分かれると思うが、一読をお薦めする。 補足するが特集以外の記事はトホホである。櫻井よしことかクライン孝子だし。
2007/08/20
通貨やら株価やらがしっちゃかめっちゃかになっている 今日このごろ。 techinoratiの 検索で関連キーワードを探すと、下記のようなグラフが出てくる。 国内への影響は株方面が大きかったのかな。
今回の騒動についての解説で、一番参考になったのは 「或るヘッジファンド・マネージャーの顧客への運用レター」(いちカイにヤリ投資立国)という記事。
追記: 西原理恵子の新連載 「西原理恵子の太腕繁盛記FX」の行方も気になる。
うちのWikiにspamらしきものが来た。 あるページのページランクを上げるのが目的の模様。 さてどうしたもんか...
HotSaNICでなぜかirqのグラフが出ない問題。「HotSaNIC で IRQ のグラフが出ないんですけど」(...pudding - diary)に解決方法があった。 しかし、なぜこれで直るんだ?
2007/08/19
おもろまちの球陽堂の本の配置が変わっている。 雑誌が増えて人文系の本がちょっと減った感じ。 PC関係雑誌がPC関係書籍と同じ場所に移動。
そういえば、パレット久茂地内のLIBROではPC関係雑誌の場所が移動/削減されてた。 もしかして、PC関係雑誌冬の季節?
2007/08/14
先日に書いたように、lessがJLESSCHARSETを認識しないので、Vineのless-382を入れたわけです。 ところが、いつのまにか、またJLESSCHARSETを認識しなくなっている。 おかしーなーと思ってちょっと悩んだんだけど...
なんのことはない、yum -y update で CentOS由来のless-394にアップデート されちゃってる...参った。
/etc/yum.conf に exclude=less* を書いて回避。実際に yum -y update で更新されないことを確認。
2007/08/12
最近、Xビデオステーションのおかげで、時間をTVに喰われている。 放送時間に縛られるとか、録画をいちいち設定してちゃんと録画できたか確認するということが私にとってのTVの価値を下げたいたんだな。
広告業界としては同時に伝達できるメディアとしての意味が強いから、 私なんかは不良視聴者かも。そもそもNHKばっかり見ているし。
最近はKYと書いて「空気が読めない奴」のことらしいけど、空気が読めない人を嫌う雰囲気は日本中どこにでもある。そして、空気に従っているうちに悲惨な結末を招いた事例には事欠かないにもかかわらず、相変わらず空気による同調圧力は強い。 googleで安倍首相 KYで検索すると山ほどひっかかるし。
本書は、山本七平 による空気の研究本。最初に出版されたのは今から30年も前(1977年)だが、本書に書かれていることは 今でも通用するし空気の支配は何も変わっていないと感じる。 そして本書の研究成果は今でも参考になると思う。
空気とか組織論あたりに興味がある方には非常におすすめ。 ただし、本書で例にあがっている項目にはいくつか疑問があるものも 混ざっているので、要注意。
追記: 「finalventの日記 2007-08-12」にも空気の話題。いい指摘が書かれている。
逆説の日本史(11)戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎、井沢元彦 著、小学館文庫。
逆説の日本史も11巻。ようやく秀吉まで来ました。相変わらず、正しいかと言われると疑問だが、面白い本です。著者の韓国嫌いを抑えてくれるといいんだが。
ところで、井沢の本を読んでいると、山本七平の影響を感じることがある。 こういう影響に気がつくのも読書の楽しみだ。
売るならだんごか宝石か、林總 著、ベスト新書。
小説仕立ての管理会計入門本。 以前紹介した「女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様」の二番煎じ。 それなりに面白くて勉強できるけど、それだけ。 読むなら女子大生会計士シリーズの方がいいと思う。
行列ができる店はどこが違うのか—飲食店の心理学、大久保一彦 著、ちくま新書。
飲食店向けのコンサル本。 著者の実体験にうらうちされた話が参考になる。 読み物としても面白い。お薦めします。
朝刊をみて驚いたのだが、 「倒壊の恐れ104世帯避難 地割れ、擁壁膨張」(琉球新報)の記事にあるように、近所でもマンションの避難騒ぎがあったらしい。 うちからは歩いて5-6分ほどの場所。 このあたりは急斜面にマンションがたくさん立っていて、以前から危険地域指定されていたところ。 「那覇市防災情報 災害危険箇所」に該当のマンションらしき写真がある。
幸い、うちの近所は問題なさそう。
64bit環境でのはまりの続き。
しかたがないので、VMware Serverを使って 32bits版 CentOS5 をインストールし、そこで32bitsモードで コンパイル。できたrpmを持ってきてインストールすると、さくっと動いてしまった。 32bitsとの互換の高さには驚くが、これがあるから64bits環境への移行が進まないのかもなあ。
とはいえ、 AMD Athlon64が出てきた時期と仮想OSの普及が同時期であったのは、 64bits環境への移行には追い風だったのかもしれない。 これなしで64bits環境だけであれば、従来環境から移行できないソフトウェアに阻まれて 普及は進まなかっただろう。IA64やAlphaの屍と、比較的容易に64bits環境に移行できたSPARCとを 比較してもそう思う。
しかし、ILP64にして欲しかったなあ。LP64 sucks。
2007/08/11
壊れたRAIDを新しいものに置き換え。 トレイに取っ手がついて扱いやすくなっている。これはいい。 なんか微妙にハードディスクを認識しなかったりではまる。 いじってるうちに動いたけど、こういう原因不明の復旧って困る。
ところで、ARAID99-1000LからARAID99-1010Lに切り替えたのだけど、 1000Lに比べてmirror中のOSからのアクセス速度が落ちてるように思う。 その分mirrorは速い感じ。困ったもんだ。
RAIDにしただけだと、rebuildの間の速度低下中に実行性能が落ちるのは、 避けられないわけだけど、(比較的安価に)なんとかなる方法ってあるのかな。 高いNASとかでSAN接続という案もあるけど、そんな金ないし。
2007/08/09
w3mmeeがILP32な環境を前提にしていて、intとポインタの相互代入をばんばん 使っているので、LP64な環境では動かない。つーか、LP64にしたのだれよ。ILP64にしてくれればよかったのに。
メモ: rpmbuild -ba --target=i686 hoge.spec
optflagsにも -m32 ってつけないといけないけど、これも rpmbuildの引数でなんとかならんのかな。
しかし、動かん。困った。
2007/08/08
CentOSのlessでJCHARSETが利かないのが気になってたんだが、理由がわかった。 「less on CentOS 4.4」(tail -f /var/log/こうちかずお.log)にあるように、あるところから日本語パッチが当たってないlessになっているのに、マニュアルが昔のままらしい。 パッチ自体は「Jam less (jless)」にあるけど、これは新しいless(394)には当たらなかった。パッチにもあるようにless-382までっぽい。Vine Linuxのも382+patchになっている。 ちなみに、 lessの最新は406。
382以降には脆弱性はないっぽいので当面Vineのを使うことにする。
2007/08/05
夏場で暑いせいかPCのRAID装置(ARAID99-1000L)が壊れた。 片側のディスクを認識しない。壊れるついでにNTFSのディレクトリをぶちこわして くれたらしくて、過去の世界へタイムトラベルだ...orz...
購入履歴を見てみると24時間運転で3-4年ほど使ってるので、壊れても仕方ないか。 夏場は35度を越すような環境だし。
やっぱ、バックアップ重要ということで。 RAID無しだと夏場が不安なのでARAID99-1010を注文。S-ATA I/FのARAID99-1500にしようかと一瞬迷ったけど、面倒なんで同等品に。
妻PCもRAIDにしようかなあ。小型キューブPCでも ACS-75210使えば問題なさげだし。ちと高いので悩む。
2007/08/03
ろ様のmixi日記で知ったのだが、 「ソニー製非接触ICカードリーダー/ライター(PaSoRi)をご愛用のお客様へ無償交換のお知らせとお詫び」らしい。型番確認しなくっちゃだわ。2006年2月にもらったやつなので当たりの可能性大だな...
追記: 大当たり。だけど電話かけそこねた。
さらに追記: ようやく電話した。引き取りにくるまで4日ほどかかるらしい。
もっと追記: 交換しました。
2007/08/02
昨日放送された 「第296回 忘れられた島の闘い〜沖縄返還への軌跡〜」を見る。 内容は沖縄返還闘争と瀬長亀次郎の話。 「その時、歴史が動いた」で瀬長亀次郎メインの番組を放送するとは思わなかった。 もう復帰は歴史なのだろうか。
瀬長亀次郎は沖縄の政治家の中でも別格だったのだと思う。 共産党嫌いの人からも瀬長亀次郎だけは一目置かれていたし。 小林よしのりですら、沖縄論の中で絶賛してるほどだ。
再放送が8月6日と24日にあります。詳細は NHKの番組案内を 参照のこと。
追記: 2ch NHK実況板の様子。復帰前の沖縄の実情を知るにつれ、雰囲気が変わっていく。
以前、紹介したゲーム「結衣ちゃんは革命家」を提供していたサイト旗旗が見えなくなってる。 bund.jpドメイン自体は存在するので、レンタルサーバー契約の問題だろうか。 ゲームまだ終ってないのに...
追記: いまでは見えるようになっている。見えなくなってたのは丸1日ぐらい。
2007/08/01
「自民党をぶっこわす」と言っていた小泉総理の後継なんだから、 完全に壊すまでは辞めないつもりなのだろう。