2005/09/27
なんか、今朝から「Amazon.co.jp のいちおし」に妙な雑誌ばかり並んでいる。 何が起きたんだろう...
追記: どうやら、とある、技術系の本をチェックしたところ、その本をリストに入れている複数のリストマニアの方が、くだんの妙な雑誌をオススメしていた模様。母集団が少ないと妙な動きをするんだろうな。
2005/09/20
googleでサーバーエラー。初めてこんなエラーにぶちあたったので記念。
2005/09/18
■ 本 / 朝鮮半島をどう見るか
朝鮮半島をどう見るか、木村幹著、集英社新書。
朝鮮半島に対しての書物は、左右やその他の流派を問わず、ある種の思い込みを 元に書かれたものばかりであった。この本は思い込みを一つ一つ解きほぐし、 素直に朝鮮半島を知るためのきっかけとなる本だと思う。非常にお勧め。
最近の集英社新書は良書が多い。手軽にこのような書物が読める時代になったのは いいことだ。
■ 本 / あの戦争は何だったのか
あの戦争は何だったのか—大人のための歴史教科書、保阪正康著、新潮新書(125)。
太平洋戦争で、どのように日本は開戦を決断し、どのように勝ち、負けたのかを 組織としての意思決定に重きを置いて書かれている。お勧め。
amazonのレビューを見てみると、立場によって評価がかなり分かれていて 面白い。
日本軍の戦略的な失敗については、 『失敗の本質—日本軍の組織論的研究』という良書が既にあり、日本的な組織論としても非常に優れている。こちらもお勧め。
■ 本 / 遺伝子で探る人類史
遺伝子で探る人類史、J.リレスフォード著、沼尻由起子翻訳、ブル-バックス。
DNAの変異を元に人類の歴史を語る本。内容は悪くないのだが、 筆者の立場である「多地域進化説」を擁護するために多くの頁が割かれていて 煩雑な感じを受ける。まあまあかな。
■ 本 / 旧字力、旧仮名力
旧字力、旧仮名力、青木逸平著、生活人新書(147)。
旧字・旧仮名遣いについての入門書、かと思ったらちょっと違った。 入門的な解説は少しあるのだが、本文の大半は読み書きのクイズ。 クイズも悪くないけど、頁の配分が多すぎ。 解説が悪くないだけに、期待外れ。
2005/09/16
■ ぐるぐる / 選挙結果
小泉劇場は続く ‐ 次に抵抗勢力として粛清されるのは麻生太郎。すげー読みだ。来年の9月に注目。
なぜ自民党は敗北したのか?。コメント欄が面白い。
■ ぐるぐる / BSE
愚民政策が生んだ「ウソばかりの“国産”食品」という記事が日経BPのサイトに掲載されていた。筆者は大前研一。
この記事によると、『米国内の牛の頭数は日本の約100倍。その中の1頭が感染したのに対して(今年6月に2頭目のBSE感染牛を確認)、実は日本では20頭も出ている』らしい。 そりゃ、日本は全頭検査しているにも関わらず、米国では2000頭に1頭しか検査していないし...
BSEと食の安全 観察ブログ、食の安全・安心と畜産システム、Speak Easy、平川秀幸研究室blogが参考になる。
アスベストの場合は、アスベスト新法:健康被害救済に国と企業で基金 政府方針という話もあるんだし『vCJDにかかったら救済するから輸入させて』ってのもアリな気はするんだけどなあ。今のままだと、万一 vCJD になってしまったら個人の負担が馬鹿にならないのが反発の一因だと思う。
とはいえ、私は全頭検査賛成派。
2005/09/12
■ 選挙結果
さて、8月8日に下記のような予想をしたのだが、残念なことに、予想以上の結果(-.-; (4)だけ外したなあ。既に憲法改正発議の話題がでてるし...
小泉自民党は解散前議席を上回る、と思う。造反組が抜けた分を取り戻して、それ以上に 議席を獲得するのではないか。理由としては、(1)対立軸が明確なのは小泉側だけ、(2)郵 政をネタに一区現象で民主に取られた票を取り返せる、(3)かと言って田舎では自民はま だまだ強い。(4)8月15日に首相でない立場で参拝し、ウヨ票をかき集める。
造反組は半減以下、公明・民主は微減つーところではないだろうか。
ということで、以前の予想通り「もし予想が当たれば、貧乏人増税路線でさらに景気は悪くなって、田舎は切り捨てられる」になるのだろうか。orz...
下記、圏外からのひとことの、「得票率が示す以上に、権益団体は孤立し無能化しているのだろう」というのが正しいように思う。
- 自民党圧勝の光と影(駝鳥 2005-09-12)
- 労組は動員も失敗したがセンサーとしても機能しなかった(圏外からのひとこと 2005-09-11)
2005/09/11
■ 投票
夕方に投票。前回よりも人が多い感じ。投票率も結構いいのかも。
■ trackback spam
ついにトラックバックスパムがここにもやってきた。 こんなマイナーサイトまで探してくるとは...
2005/09/10
■ 本 / 制服少女たちの選択
制服少女たちの選択、宮台真司著、講談社。
いまから10年-20年ほど前の1980年代後半から1990年代前半の若者論、あるいは 社会論。タイトルにもあるように当時話題のブルセラや援助交際についての 論考や、萌芽しつつあったオタクを含めた社会システムについての論考。
なんというか、2005年の今からこの本を読むと我々はなんと遠くに来たものかと 思う。インターネットが世の中を変えてしまったのだと。
昔を振り返る意味でもお勧め。若い人にも読んで欲しい。 ちなみに、この本は宮古の麻姑山書房で入手。
■ 本 / ハードウェアハッキング大作戦
ハードウェアハッキング大作戦、Scott Fullam 著、エディックス翻訳、オライリージャパン。
私が電子小僧だったころ(30年ぐらい前)の、初歩のラジオとかラジオの製作とか、 あるいは、Tandy Radio Shack のカタログを眺めていた時の思いが、ちょっとだけ 蘇ってくるような本。
この本を読んで、「では自分でhackしてみよう」と思わないのは 私が歳をとったせいかなあ...
昔を回顧したい、かつてのラジオ少年へ、あるいは、若い人へお勧め、かなあ...
■ 本 / 倫理とは何か—猫のアインジヒトの挑戦
倫理とは何か—猫のアインジヒトの挑戦、永井均著、産業図書。
まっとうな哲学者である永井均の本。猫がでてくる永井本を読むのは、 翔太と猫のインサイトの夏休み以来。インサイトはinsight(洞察)だろうけど、アインジヒトってのは何だろう。 ドイツ語かなあ。
本書は、倫理学の本ということになってるけど、ちっとも倫理的ではない。 倫理をネタにした哲学書というべきか。こういうのを高校のときに読みたかったものだ。 永井本をいくつか読んで面白いと思った人にはお勧め。
この本も宮古の麻姑山書房で入手。
■ 本 / 全国ユニーク鉄道雑学事典
全国ユニーク鉄道雑学事典、川島令三著、PHP研究所。
タイトルの通り。いろいろな、ちょっと変わった鉄道についての薀蓄本。 私みたいな鉄入門者向けかなあ...
■ 本 / 神様日記—僕の精神病院騒動記
神様日記—僕の精神病院騒動記、竹友輔著、彩図社。
一瞬救世主だった筆者が、救世主になるまで、なってから、精神病院に入れられて出てくるまで、を書いた本。ありそうでなかった本。
教祖を外から書いた本は信じるにせよ疑うにせよ多数あったし、教祖である人の本も多数あるけど、教祖「だった」人が書いた本ってのは初めて読んだ。あずまひでおの、 失踪日記に近いものがあるかなあ。失踪日記のほうが面白いように思う。
こちらは、面白いんだけど、ちょっとあっさりしすぎ。 でも、そこが筆者の個性というか、こういう本を書ける資質なのかもしれない...
2005/09/07
■ ぐるぐる / こんなLLはXXだ
さて、このうちいくつが実在する処理系でしょう (^^;
2005/09/03
■ ニュース / ユニクロ、昨年販売の男児用水着を回収へ
ircで知った記事。 ユニクロ、昨年販売の男児用水着を回収へ 6人が軽傷(asahi.com 2005年09月02日20時01分)。
記事によると『ぬれると裏地のメッシュ穴が広がり、乾くと縮むため、体の一部が挟まれる』そうですが、それで挟まれるところって、アレしかないよなあと思ってユニクロのサイトに行ったら...
男児用水泳パンツ「ボーイズ・パネル・スイムショーツ」をご愛用のお客様へということで、お詫びと回収のお願いがでていた。このお詫びによると『パンツ内側メッシュ・サポーターのメッシュ穴が、陰茎部先端の皮膚を挟み、皮膚等を傷つける恐れ』ということらしい。思った通りだ...
■ ぐるぐる / 六本木ヘリポート
Google Earthで六本木ヘリポートも見えた(極東ブログ)。
六本木にヘリポートがあったなんて知らなかった。上記の記事でも紹介されている在日米軍ヘリポートが詳しい。
2005/09/02
■ アメリカの台風
CNNを見たら、なんだか凄い騒ぎになっている。 爆発やら、略奪騒ぎやら、無法地帯やら、先進国とは思えない...
Frustration builds amid New Orleans chaos。
Adding to the chaos, at least one explosion sparked a chemical fire about 4:35 a.m. (5:35 a.m. EDT). It initially was thought to have originated in the city's southwest district near Chartres Street, but was later determined to be across the Mississippi River in a building.
- ニュース特集 米ハリケーン被害(asahi.com)
- 物資不足、奪い合う住民 ハリケーンでニューオーリンズ
- 略奪凶暴化、救援隊に発砲も 治安失うニューオーリンズ(asahi.com)
市警察のコンパス署長は「施設内で暴行やレイプが横行している。観光客が施設に立ち寄って、暴徒のえじきになっている」と話した。それでも暴徒を鎮圧する余裕は地元警察にはない。 それどころか、襲撃を恐れて警察バッジを返上する警官も多数出ているという。脱出の途中だった男性エドワード・シモンズさんによると、スーパーマーケットの略奪に加わる警官の姿もあった。「人々はもはや獣のようだ」