1999年1月8日改訂
1998年3月17日改訂
1997年9月1日初版


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ポケモンカードデッキの研究 / pokemon decks

はじめに

MAGIC:the gathering での経験を元に、ポケモンカードについて検討を行う。 筆者は、コイントスに頼らないデッキ構築が好きなので、コイントスを必要とする カード/デッキについては評価が辛くなっている。

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エネルギー枚数

次の理由からポケモンカードではMagicに比べてエネルギーカードを多めに 入れておく必要がある。

使うポケモンのエネルギーコストにもよるが、単色デッキで20〜25枚、 2色デッキでは24〜28枚程度のエネルギーが必要となる。

また2色(多色)デッキでは必要な色を必要な時に引いてくる能力が重要になる。 これは色数が増えれば増えるほどポイントになる。

ただし、ポケモンカードではドローの項で述べるように、 ドロー能力が強化されているため、ドロー補助カード(オーキド博士、マサキなど)が 入っている場合は、上記の枚数よりやや少なめでもいいだろう。 このへんはデッキの性質次第である。

エネルギーカード

単色デッキであればメインの色のエネルギー枚数と無色2個を何枚混ぜるかだけが 問題であるが、2色以上の色を使う場合は、エネルギーカードの枚数以外に 任意のエネルギーを引いてくるためのカードも重要となる。

2色以上のデッキをサポートするカードとしては以下のものがあげられる。

エネルギーをつける

ポケモンカードではエネルギーの入手はそれほど難しくないが、 エネルギーカードをポケモンにつけるのは1ターンに1枚に制限されている (ポケモンの特殊能力で付けられる場合を除く)。

基本的に、ポケモンの技はエネルギーをたくさんつければ強力になるので 相手より多くのエネルギーカードを自分のポケモンにつけることができれば 非常に優位に立てる。

この意味でカメックスのあまごいとドロー補助カードを利用したデッキは、 強いデッキと言える。問題はカメックスがレアカードなのと2進化が必要なことであろう。 この逆に、相手のエネルギーを剥がすカード(エネルギーリムーブ)も、非常に重要。

Magicでは、ドローをするカード(Ancestral Recall)や簡単に土地が破壊できるカード(Strip Mine)は禁止カードだったり制限カードだったりすることを考えれば、 ドロー補助とエネルギーリムーブが強力なのは簡単に推測できる。

同様に他のポケモンについているカードを移動できる特殊能力は有用。 自分の気絶しそうなポケモンから身ぐるみを剥ぐことは、良心が咎めても、積極的に実行すべき。

また、ポケモンについているエネルギー枚数の優位を維持するプレイングが重要 である。特に対戦相手の、エネルギーカードがたくさんついているポケモンを優先して気絶させるのは勝利への近道である。

ドロー

ポケモンカードでは手札の7枚制限がないため、手札は多ければ多いほど有利になる。 その上、ポケモンカードではドローを補助してくれるカードが多数存在するため ちょっと分かった人同士の対戦では、山札を引きまくる展開になることがある。

デッキ論

ポケモンカードでは、カードの種類が少なく、 したがって取り得る戦術はそれほど多くない。

まず、デッキの種類をポケモンで殴るデッキと、相手の山札切れを狙うデッキの 2つに分類する。

よくある強いデッキ

ターボカメックス(アメキドデッキ、あまごいデッキ)

カメックスの特殊能力のあまごいを使うことで、一度に多数の水エネルギーを つけ、60ダメージを与えることで敵を倒すデッキ。

水エネルギーを手に入れるためにオーキド博士を使い、カメックスへの進化を サポートするためにパソコン通信、ポケモン交換、ポケモン育て屋さんを使う。

げんしのちからデッキ

プテラの特殊能力でカメックスへの進化を押え、強いたねポケモンで勝つデッキ。

ライブラリ破壊デッキ

ポケモンカードでは相手のライブラリを直接破壊できるカードはほとんど存在せず、 相手がオーキド博士の使いすぎで自滅するのを期待するぐらいしか手がなかったのですが 『パソコン大暴走』を使って、自分だけは『夜の廃品回収』で山札を増やすデッキが 作れそうです。でも、『パソコン大暴走』ってプロモーションカードなのよねえ。


使えるカード

ポケモン

トレーナー


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