Cannaで変な文字を入力できなくする
ふつーにCannaをinstallしてkinput2と一緒にふつーに使っていると、
変換機能がONのとき([あ]とか表示されているとき)に数字や記号を入力すると
JIS X 0208の3区の文字が出てしまったりします。これではみっともないので
対処方法を書きます。
マニュアル読めば書いてあることなんだけど...
設定方法
以下、Canna 3.5β2を元に説明します。
Windows版はよくわからない。
変換テーブルを作る
入力の変換テーブル(ローマ字変換テーブル)はソースのdic/phonoの下に
存在します。ここにはいろいろな日本語入力ソフトウェアに合わせた変換テーブルが
あるのですが、残念ながらJIS X 0208の3区の文字が入らないようになっている
ものはないようです。そこで、適当な変換テーブルを元に変換結果の部分だけを
書き換えて自分用のテーブルを作成します。
私は、default.kpdefを利用して次のように作業しました。
- default.kpdefをzu.kpdefにコピーする。
- nkf -Z で変な文字を無くす
- make zu.cbp で、cbpファイルを作成する
- 作成したcbpファイルをHome directoryにコピーする。
- .canna に次の行を追加(変更)し、kinput2を再起動する。
(setq romkana-table "zu.cbp")
これだけです。
ソースを持ってない方のために、zu.cbpファイルを置いておきます。
参考文献
shin@opus.or.jp