この資料は1996年当時の資料です。歴史的価値はあるかもしれませんが、現在の状況はまったく反映されていません。



沖縄のインターネット事情


参考資料を募集しています。沖縄のインターネットに関する情報があれば、 shin@opus.or.jp や @zu2 (twitter) まで ご連絡ください。

最終更新:2013/07/02

更新内容
2013/07/02 琉大接続の情報を改訂
プロバイダ情報を更新
おきぎん調査月報 '96.10 の内容を参考に情報を改訂
リンク切れ部分を削除

目次

  1. 沖縄のインターネットに関する資料
  2. 沖縄のインターネット事情(歴史)
  3. 沖縄のインターネット事情(現在)
  4. 沖縄でインターネットしている人は?
  5. 沖縄でインターネットを体験できるところは?
  6. 沖縄のインターネットビジネスを追加
  7. 沖縄の情報はどこにある?

資料

沖縄のインターネットの現状(琉大、新城先生)
九州・沖縄地域におけるインターネットの現状と課題
沖縄インターネット研究会(琉大、新城先生)
沖縄のインターネット事情(プロバイダー比較)
インターネットの世界的、地域的現状と当県における展望について(琉球銀行調査部)
県内企業、ホームページ続々開設へ(沖縄観光ニュース 第473号)
県内プロバイダの状況が知りたい
おきぎん調査月報 1995 No.257 (12月号) / 沖縄銀行総合企画部調査室
おきぎん調査月報 1996 No.266 (9月号) / 沖縄銀行総合企画部調査室
おきぎん調査月報 1996 No.267 (10月号) / 沖縄銀行総合企画部調査室
県内のインターネットについては、1996/10月時点ではもっとも 網羅された資料。
沖縄インターネットの歴史(デジタルマニファクチャ・gooのページから)
インターネットプロバイダの動向(大和総研)
沖縄県内商用プロバイダ比較表
プロバイダって何だ?

沖縄のインターネット事情(歴史)

沖縄でインターネットが使われるようになったのは、1991年ごろからである。 関係者は次のように語っている。
CRL の灘井氏によると(okinawa-inet MLでの発言から)
CRL内部にいるものでも、はっきりとはわからないのですが、^^;;;
私が沖縄に来た1991年7月下旬には、もうつながっておりました。 で、手元で資料を探してみますと、1991年2月1日付のCRL内部用hostsファイル には沖縄のサブネットが登録されています。 また、7月17日付のプロテオンルータ取り付け作業の報告書が残っていますので、 おそらくこの日に沖縄電波観測所がCRL内部のネットワーク、 さらにはインターネットへつながった日だと思われます。
ずけらん宅のjuice.or.jp時代の記録では
1991年10月9日からUUCP接続が始まっている(PC9801ES2+uupcでの接続)。
沖縄富士通システムエンジニアリングの記録から
1992年の3月中旬にUUCP接続開始
1993年の8月21日にIP接続に移行
現在では社内全員がインターネット利用環境となっている。
NECソフトウエア沖縄の岩本氏によると
1993年9月20日より開発部門でのIP接続開始
現在では社内全員がインターネット利用環境となっている。
ずけらん宅のopus.or.jpの記録では
1994年1月28日にUUCP接続開始
琉球大学の接続事情(2013年7月2日追記)
大川氏より情報をいただきました。ありがとうございます。
1989年(平成元年)5月26日にJUNETのネットワークアドレス調整委員会より133.13.0.0/16を取得(情報処理センターの鶴岡先生による)
1989年当時は、UUCPにてシグマプロジェクトに接続していた模様
学術情報ネットワークのX.25パケット網を介して JAIN(学術研究大学間ネットワーク)と 研究レベルで常時IP接続?(資料がなく時期不明)
1993年(平成5年)1月28日:琉球大学が48KbpsでSINETにIP接続(1992年4月20日:SINET全国IP網が稼働)
1993年1月21日にJNICのデータベースに u-ryukyu.ac.jp ドメインを登録(現データベース上には、1993年2月15日となっている)

琉大がいつから接続されたのかがはっきりしないのだが(時期的には1991年末か?)、 たぶん、CRL(郵政省 通信総合研究所 沖縄電波観測所)、JUICE、琉球大学、 沖縄富士通システムエンジニアリングの順で接続が進んでいったものと思われる。


これらの組織の連絡用にokinawa-inet MLが結成されたのが、 1993年6月26日である。この時のメンバーは以下の8名である。 沖縄インターネット研究会第1回ミーティングは1993年7月16日15:00に開催された。 この記録によると、日本アイ・ビー・エム(株)沖縄営業システム課と、 NECソフトウェア沖縄 システム技術部は、メールアドレス申請中/整備中となっており このあとに接続されたようだ(時期は不明)。
インターネット研究会の普及の努力もあって、 インターネット参加サイトは着実に増加している。詳細は、 沖縄のインターネットの現状 ( 沖縄インターネット研究会)を参考にして欲しい。
なお、この数はドメインを取得してIPまたはUUCP接続を行っている組織数で、 ダイアルアップ接続は含んでいない。

組織の数え方はなかなか微妙なので、 インターネット参加組織(古いので抹消)資料を 参考にしていただきたい(この資料もかなり古いので間にうけないように)。


沖縄のインターネット事情(現在)

一時は、沖縄はインターネット後進県になるのではないかと危惧されていたが、 現在では、プロバイダも複数し、競争にしのぎを削っている。 利用者にとってはまことに良い時代になったものである。

既に地元の(全国系でない)プロバイダーが6社存在する。 この他にも地元系の会社数社がサービスを検討中との噂もある。 一時期のラッシュは落ち着き、と以前に書いたのだが、プロバイダ増加ペースは 落ちていない。 教育・コンテンツ・運用等の分野もビジネスが拡大しつつある。

また、本土大手プロバイダーの参入やパソコン通信サービスからの乗り入れが 進んでおり、淘汰選別が進んで行くものと思われる。特に昨今は、全国に アクセスポイントを持つ大手プロバイダが、OCN対抗もあってか、アクセスポイントの 展開・価格の引き下げを積極的に行なっている。このような流れのなかで 地域系のプロバイダが生き残るには、かなりの努力が必要であろう。

沖縄県内におけるプロバイダーの運営状況を以下に簡単にまとめる。 プロバイダーにより提供するサービス範囲、費用などが異なるので 詳細は各プロバイダーに確認してほしい。

また、 沖縄県内商用プロバイダ比較表の記事も参照してほしい。

県内のインターネットユーザー同士の情報交換の場として、okinawa-isp-talk MLが ある。これはユーザーの目で見た各プロバイダの情報を交換する目的で設立された ものである。を 参照のこと。

InfoRyukyu
ryukyu.ad.jp / ryukyu.ne.jp
沖縄初の商用インターネットプロバイダー
1995年7月より専用線サービス開始。
1995年10月21日より、ダイヤルアップIPサービスを行っている。
問い合わせ先はinfo@ryukyu.ad.jp
サービス一覧
沖縄地域インターネット
ii-okinawa.or.jp
沖縄県の第三セクタ会社である、TTCが 行っているインターネットサービス
1995年10月16日テスト運用開始、1996年1月12日から 本運用
問い合わせ先はinfo@ii-okinawa.or.jp
イミコム・インターネット・サービス
imicom.or.jp
PC/AT互換機を販売していたイミコムが開始するインターネットサービス
1995年11月1日運用開始。
問い合わせアドレスは、 front@imicom.or.jp
SouthernX
OCCのインターネットサービス。1996年2月14日運用開始。
問い合わせアドレスは、 info@southernx.or.jp
cosmosnet
パシフィックホテルのインターネットサービス。1996年4月ごろ運用開始。
問い合わせアドレスは、 conetcnc@cosmosnet.or.jp
サニーネット
主に米国人を相手にしたプロバイダ。石川市にある。
1996年9月運用開始。
Okinawa Online?
KDDの子会社だが、なぜかタイトルがOkinawa Online
Ryucom Internet Services
リウコムのインターネットサービス。近日開始。
以下は全国系プロバイダ。
InfoWeb
NIFTY
C&C mesh
NISインターネット
ASAHIネット
PC-VAN
People
InfoSphere Club
株式会社アド・ホック
justnet
MSN
Sinfony
Internet KDD
AT&T (kadena.attnet.or.jp)
U-netSURF
ラブネット

詳しいことは インターネットマガジンとか、 インターネットユーザーとか、 雑誌、書籍を参照してください。


沖縄のインターネットビジネス

1995年秋に3社がほぼ同時期に個人向けダイアルアップサービスを開始。 その後、半年が経過し、インターネットを利用したビジネスは 急速に普及しつつある。

1996年5月に、沖縄の2大新聞が相次いでホームページを開設。 いずれもかなり多くのアクセスがあったと報道されている。 これにより、今後、沖縄のインターネットの普及に拍車がかかると 思われる。

主な業種
通信販売業
新聞・雑誌・印刷関係
コンピュータ販売
ホームページ作成

沖縄でインターネットしている人は?

1996年11月でのインターネット人口は、大雑把に9000人程度と推測されている。
(この項、おもいっきり推定なので真に受けないでください)
大学など
琉球大学(1996年度見込み) 4500人程度 (おきぎん調査月報 '96/10)
企業内ユーザー
500人?
プロバイダ(県内、本土)
4000人程度?
その他(パソコン通信経由など)
500人?
インターネットブームもあって、月に500名程度のペースで増加しているものと 推測される。

おきぎん調査月報 '96/10 No.267 によると...

県内プロバイダーの会員数の推移

個人法人
1995/1240248
1996/31,297141
1996/62,120300
1996/82,676362

琉球大学E-Mailアドレス取得者数

1995年度で3,114人。1996年見込みが4500人程度

沖縄でインターネットを体験できるところは?

沖縄でもインターネットを体験できる機会が多くなってきた。

沖縄の情報はどこにある?

WWW、NetNews、Mailing List等で、沖縄からの情報発信が行われている。

WWW:

okinawa NetNews:

沖縄に関係したニュースグループとしては、 okinawa.*が存在する。 1993年5月7日に沖縄県内のjuiceサイト2つで設立された。 以後1993年9月13日に琉球大学が参加し、 1993年9月17日に沖縄富士通システムエンジニアリングが参加した。 その後は順調に参加サイトも増え、 1995年1月からはIIJを通じて世界中にfeedされるようになった。 現在では、asahi-net、bekkoame、winなどでも読めるようだ。

Mailing List:

沖縄に関する2大メーリングリストは、nirai-kanai MLとokinawa-inet MLであろう。

は、 沖縄が好きな人びとがあつまって作られたメーリングリストで、 沖縄県内/外/海外から多数の人が参加しています。 また、okinawaニュースグループとも連携しており、毎日かなりの数の投稿があります。 参加希望の方は、nirai-kanai-request@mb.inforyukyu.or.jpまで、 本文にsubscribeと書いたメールで申し込んでください。自動登録です。

okinawa-inet MLは沖縄インターネット研究会の連絡用MLであると同時に、 沖縄とインターネットに関するいろいろな話が飛び交うMLでもある。 メーリングリストの詳細については、 こちらを参照してください。


/ @zu2