情報グラフ化ツール MRTG & rrdtool
2000年7月14日
沖縄パーソナルUNIX研究会
瑞慶覧辰 / shin@opus.or.jp
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MRTG
- http://ee-staff.ethz.ch/~oetiker/ webtools/mrtg/mrtg.html
- 最新のバージョンは2.9.0pre5
- 元々は名前の通りルーターを流れるトラフィックをグラフ化するソフトウェア
- UNIX/WindowsNTで動く
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rrdtool
- http://ee-staff.ethz.ch/~oetiker/ webtools/rrdtool/
- 最新のバージョンは1.0.25
- 時系列情報のデータベース化、視覚化のためのツール
- UNIX/WindowsNTで動く
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情報視覚化が大事なわけ
- ある一時点のデータだけでは判断ができない
- 傾向を見て予測ができる
- いつもと違う状態を検出/無視する
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ネットワーク管理者として
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MRTGが便利な点
- 年単位まで書けるにも拘らず保持するデータ量が少ない
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rrdtoolが便利な点
- 任意の期間・任意の粒度でデータを保持できる
- 期間や粒度を最初に指定してDBを作らないといけない
- perlのmoduleとしても、コマンドラインからも使える
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利用例
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MRTGセットアップ
- データを置くディレクトリのパーミッション
- cronから起動したmrtgから書ける場所にする必要がある
- 一度root権限でテストするとowner rootになってる
- Options[buffers]: growright,gauge
- なぜかデフォルトでは左側が未来
- ルータのトラフィックのような増減するデータ対象
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MRTG外部プログラム
- cronから定期的にmrtgを呼ぶ
- 0,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,55 * * * * /usr/local/mrtg/run-mrtg.sh
- cfgファイルに従って外部プログラムを呼ぶ
- 外部プログラムは4つの値(行)を返す
- 最低限2つの値を返せばいい(2行だけ返す)
- 時刻を綿密に合わせる場合は4行書く
- contibディレクトリの下のプログラムを参考にすると良い
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rrdtoolセットアップ
- コンパイル、インストールまではマニュアルを見れば楽勝
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rrdtoolセットアップ(2)
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まとめ
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