電子文書とどうつき合うか
(HTML/TeX/plain text)
1998年3月14日
沖縄パーソナルUNIX研究会
瑞慶覧辰 / shin@opus.or.jp
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想定する文書
- ある程度まとまった知識を伝えるための文書について考える
- 技術文書/マニュアルのようなもの
- プレゼンテーション
- 電子メイル
- 1枚もののカタログのようなもの、パンフレット等は除外
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どんな文書があるか
- plain text
- LaTeX
- ワードプロセッサ
- HTML
- プレゼンテーションツール
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plain textだけでは満足できない
- 再利用をどうするか
- そのまま使うことはできるが、plain textには論理構造がないので上手に変換するのはかえって難しい
- plain2
- でも、plain textに変換したいニーズは多い
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LaTeX
- 印刷のためのツール
- 論理構造は章/節(Section/Subsection)や、項目(itemize/enumerate)などで扱う
- 構造(style file)が適切であれば手間を大幅に軽減できる
- 目次、章/節などの採番、索引など
- 定型のレイアウト
- 図形、絵をincludeできる
- マクロによる定型処理、自動処理
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ワードプロセッサ
- 印刷のためのツール
- 論理構造を扱えるものは少ない
- 自動処理はあまり考えられていない
- HTMLを吐くものもあるがあまり練られていない
- Microsoft WORD, 一太郎, Dp/Note
- エディタと併用するぐらいならエディタで全部やった方が幸せ?
- 文書を入力する手段ではないと割り切る?(それだと存在意義は...)
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HTML
- Hyper Textを扱う言語
- 論理構造を一応サポートしているが貧弱
- 大きな構造をサポートしていないので、手間があまり減らない
- 2〜3階層ぐらいしか扱えない
- 複数ページになるととたんに面倒になる
- 物理構造も(いやいや?)扱える
- 利用するWebブラウザ次第で見栄えが変動する
- CSSを使って分離
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プレゼンテーションツール
- プレゼンテーションを扱う
- OHPシート、箇条書数行+簡単な絵
- 動くとなおいいかも
- PowerPoint, mgp, EWIPE, xp
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場合に応じた使い分け?
- plain text
- LaTeX
- ワードプロセッサ
- HTML
- プレゼンテーションツール
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共用、再利用
- 何を再利用するのか(全体なのか部品なのか)
- 最終的にHTML化するニーズが多い
- HTML出力可能なものが多いが全般的に見てpoor
文法上の問題
構造上の問題
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構造の違いをどうするか
- 無から有は作れない
- 情報量は減るけど増えない、上手に減らすこともできない
- 変換先を考える/デジタル情報
- 情報量の多いものを主体にする
- 自動変換は便利だが限界あり
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変換方法
- plain text→HTML
- そのまま? plain2?
- 元もと構造の存在しないものをいじるのが無理
- 電子メイルやNetNewsからは割と綺麗に変換できる
- TeX/LaTeX→HTML
- Hyper Textの概念/構造の差
- 最終形態の相違
- ページを繰るのか、リンクを押すのか
- ヘッダ/フッタ/注釈/目次...
- latex2html + html.sty
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変換方法(2)
- ワードプロセッサ→HTML
- 物理構造の有無
- レイアウト中心の発想/全部GIFの方がマシ? :)
- Netscape Page Composerが結構いける
- プレゼンテーション→HTML
- 構造差が少ない(どちらもせいぜい2〜3階層)ので割とうまく変換できる
- レイアウト/絵の扱い方をどうするか
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変換方法(3)
- HTML→plain text
- HTML→印刷物
- HTML→プレゼンテーション
- 全部Netscape Navigatorにおまかせ :)
- 元々がHTMLなんでそれなりの品質にしかならない
- 割り切って使うならいいかも
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とりあえず使えるツール
- latex2html
- LaTeX(紙)とHTMLの両方を扱う場合の解
- 両方の出力結果を意識しながら書ける
- わりと長い文章向き(マニュアル/会報など)
- plain2
- plain textとLaTeX/HTMLの両方を意識して書ける
- 自由度をどう考えるか
- mgp,ewipe
- プレゼンテーション/HTMLには便利
- 勝手にgifにしない、変な文字を吐かない
- mgpは元ファイルの処理が簡単なので自動化向きかも
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捨てた方がいいツール :)
- MS-Word
- これでできたHTML文書は見るに耐えない
- なぜか使っているうちに文書作成能力が低下するようだ
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補助ツール
- 検索エンジン
- 大量の文書をとくに考えもせずに作ったあとに、取り繕うのに最適
- SGSE-1.1はわりとおすすめ
- include (SSI、LaTeX)
- 1箇所変更すれば、関係する場所が全部書き変わる...といいなあ
- 前もってわかってれば苦労はしない
- perl/sed/awk
- perlは必須
- 使えると文書作成の幅が広がる/楽ができる
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まとめ(1)
- 大量の文書を蓄積できてうれしい時代から管理が大変な時代へ
- 日記1年分とか
- 文書富豪時代のノウハウが必要
- 同じ形式の文書がたくさんなのと、雑多な文書がたくさんの差
- 文書は財産か
- 財産だとすると価値が目減りしない手段が必要
- 変なソフトウェアを使うと使い捨て文書になる
- 10年後にも参照できる文書にするには?
- フリーソフトウェア、plain textの優位性
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まとめ(2)
- 膨大な文章の管理
- 同じような内容があちこちに出てくる
- 最初からきちんと構築する?
- 力技?
- staticな文書/dynamicな文書
- 古くなってもいい文章とそうでない文章
- 新鮮さをどう保つか
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