IIJmioの契約プランをおまとめして、スマホ月額料金を節約

2016/08/012016/08/02MVNO

MVNO(格安スマホ）としてIIJmioを使うようになってから２年弱になる。移行した当時は単純に月額の支払いが減るだけでもありがたかったのだが、MVNO間の競争が進むと他のMVNOにある機能がIIJmioに欠けているのが不満になった。その不満の一つが、契約プラン間での容量の融通（シェア）機能。

シェア機能って？

昔は1GB/月の契約をしていて　実際には500MBしか使わなかった場合、余った500MBは消えてしまうのが普通だった。最近はその余った分を翌月に繰り越して使えるのだが、その繰り越し分を本人以外の人も使えるようにするのがシェア機能。

データ容量を選ぶ｜サービス紹介｜mineo（マイネオ）

mineo なら余ったデータ通信容量を複数契約間で共有できるので、家族の誰かが突発的に容量を使っても繰り越し分で対応できることが多い。

IIJmio では複数回線が使えるのはファミリーシェアプランだけであり、歴史的事情で別々の契約になっている我が家では毎月毎月余りパケットを捨てていた。

※　ちなみに大手キャリアの繰り越し機能は罠があって MVNOの繰り越しほど便利ではない。参考： ふぉーんなハナシ：月末に繰り返される「データ容量繰り越し」のモヤモヤ – ITmedia Mobile

IIJmioのシェア機能

mineoの場合は複数の契約間の余り容量をシェア、IIJmioのプランは固定のデータ容量を複数SIMで共有。
後発のmineoの方が使い勝手は良いと思います　（誰かが大量にデータ通信を行ない容量を使い切った時に、mineoなら他の家族は契約分容量が残る。IIJmioは全滅）。

IIJmio

8月1日から契約統合が可能に

個別に契約するよりも、まとめて契約して繰り越し・シェアした方が料金の節約になる。ところが我が家は別契約。
これには理由があって、大手キャリア2年縛り明けの時点でIIJmioに契約したのが2014年末〜2015年初。このころはファミリーシェアプランにはMNP転入できなかったので必然的に別契約。MNP転入できるようになったのは2015年春から^※1。もう半年ほど後なら最初から1契約で済んでいたので、悔しい思いをしていました。
（mineoなら繰り越し・シェアできたのですが、このころのmineoはまだ開始したばかりの若いMVNOで、メインとして選択するには不安もありました。今となっては杞憂でしたが）

先月、ようやく契約の統合申請（おまとめ）ができるようになったので契約を統合しました。契約は月単位なので、今日(8/1)からおまとめ開始です。

※1 IIJmio:ファミリーシェアプランの追加SIMカード及びSIMカード交換でのMNP転入開始 のお知らせ（IIJmio高速モバイル/Dサービス）

※2 IIJmio:サービス仕様の改定及びキャンペーン実施のお知らせ（IIJmio高速モバイル/Dサービス）

こちらが旧契約。

統合後の契約。まとめただけで1000円/月ぐらい安くなる予定。
データ通信容量は16GB→10GBに減りますが、元々容量は余り気味だったので大丈夫だと思う。

これだけの数のSIMを使っても以前のキャリア契約1回線分以下の支払いで済んでいるのはありがたい。以前はどれだけぼったくられてたんだ………

（追記：　IIJmio:ファミリーシェアプラン改定及び期間限定キャンペーン実施のお知らせ（IIJmio高速モバイル/Dサービス）にあるように、ファミリーシェアプランにSIMを追加すると、SIM枚数合計5枚以上はデータ通信容量が12GBに、10枚なら15GBになるようです。Twitterにて指摘をいただきました。ありがとうございます）

IIJmioとmineoの使い勝手

私は IIJmio と mineo を併用しています。普段使っている分には IIJmio でも mineo でも不自由なく使えています。

mineo は auスマホが流用できるのが便利だし、沖縄県内だと auは圏外になりにくい感じ。イオンライカムでもポケモンゲットしやすい。中古スマホが auの方が安い。
全部 mineo にまとめてもいいんだけど、念のためMVNOもキャリアも2系統持つようにしています。

IIJmioを残したいのは、私が古いインターネットユーザーでIIJブランド信仰があるからかもしれない。私が最初に契約した商用ISPはIIJ(uucp)だったし。