Raspberry PiとTWE-Liteで室温・気圧を測ってみた (1)

2015/03/07munin, Raspberry Pi, TWE-Lite, 電子工作

ラズパイマガジン2015年春号の「温度センサーを読んでみよう」「無線センサーネットで扉の開閉や室温をつぶやく」の記事が面白かったので試してみた。

沖縄県民は気圧計付きスマホに乗り換えるべき」なので、温度だけではなくて気圧も測るようにした。

雑誌記事の通りに作るだけなので苦労はない……はずなんだけど、現在進行形で色々ハマっている。




使った機材

temperature-sensor-net

  • Raspberry Pi2
    • BMP085 (I2C温度センサ)
    • ToCoStick (子機との通信用、USBに刺す)
    • TWE-Lite (子機)
    • LM61 (温度センサ)
    • ブレッドボートなど

Raspberry Piラズベリー パイは超小型ARMコンピュータ。Linuxが動く。うちでは以前からDHCPと監視(munin)用のサーバーとして使ってる。1個6000円ぐらい。

TWE-Liteトワイライトは東京コスモス電機が発売しているワイヤレス製品(IEEE802.15.4/ZigBeeモジュール)。電池動作する低電力無線ネットワークが構築できる。1個2000円ぐらいで買えるのに32bit RISC CPUが載ってる。

ToCoStickトコスティックはTWE-LiteをUSBで接続できるようにしたもの。これをRaspberry Piに刺して無線親機にする。1個3000円ぐらい。

Raspberry Piに接続する温度センサーは、ラズパイマガジンではADT7410を使っていたが、気圧も測りたいのでBMP085を使った。子供側は記事通りにLM61を接続。

秋月電子の通販でBMP085モジュールが1250円、LM61は4つ200円。BMP085はモジュールになってるのと気圧センサ付きなので ややお高い。

Raspberry PiやTWE-Liteは沖縄電子でも売ってることに後で気がついた。しかし大山までのバス代よりも通販送料の方が安いんだよな‥

測定結果の表示

Raspberry Pi2の munin で I2Cに繋がったBMP085と TWE-Lite に接続されたLM61 のデータを読んでグラフ化しています。

TWE-Liteに繋がれたセンサーの情報は親機(に繋がったToCoStickの) /dev/ttyUSB 経由で読み出せます。無線なのに超簡単。

munin-20150307

課題

○解決 △できそう ▲未着手。解決策は続編にて書くかも。

  • ○ 複数TWE-Liteからのデータをmunin pluginで読み出す際の競合回避
  • △ LM61から読み取った温度の刻みが大きすぎる(0.2〜0.25度ぐらい)。ダメならI2C温度センサを買い足す
  • ○ 前項の問題を 温度表示を移動平均にして誤魔化す
  • △ センサごとに温度がばらつく
  • ○ 電池の減りもグラフ化する
  • ○ 外気温も表示する
  • ▲ 楽しいので他のセンサも付ける

記事リンク

参考リンク