ヒッグス粒子(Higgs boson)が見つかったの? / 発表中継メモ
(CC BY-NC-ND 2.0) Ars Electronica
「見つかった」でも「見つからなかった」でもなくて「ここには無くて、ここにあるかも？」という妥当な発表でございました。まあ予想通り。あんなに盛り上がってたのに(^_^;
刮目して2012年を待て！というところでしょうか。設備も増強されますし。
- 記者会見のお知らせ(東京大学素粒子物理国際研究センター・ KEK 高エネルギー加速器研究機構・アトラス日本グループ)
- 発表の模様(写真)： Seminar – Update on the search for the Higgs boson by the ATLAS and CMS experiments at CERN
- 資料1：CERNプレスリリースの和訳と英文
- 資料2：「LHC実験の最新成果」
- CERN PUBLIC SEMINAR (13 December 2011)(スライドPDFあり)
- CERN Press Release
- ATLAS Experiment
- 現状報告20111213 – LHC アトラス実験
- ATLAS CONF Notes
- CMS search for the Standard Model Higgs Boson in LHC data from 2010 and 2011 | CMS Experiment
- [1112.2577] Search for the Higgs boson in the H->WW(*)->lvlv decay channel in pp collisions at sqrt{s} = 7 TeV with the ATLAS detector(12日に投稿された論文)
- NHK NEWS WEB 世紀の発見？ ヒッグス粒子
- ヒッグス粒子(Higgs boson)が見つかったの? / 報道メモ(発表前の資料・解説へのリンク集はこちらへ)
ブログなど：
- 2011-12-14 – Dブレーンとのたわむれ
- RÉSONAANCES: Visual on Higgs, it seems…
- 大栗博司のブログ : ヒッグス粒子
- ヒッグスは99.98%の確率で見つかったのか？ – Cafe Berkeley(99.98%のわかりやすい説明)
以下、twitterから抜粋。全体はHiggs メモ 2011/12/13 – Togetterにあります。
↓その通りです。今日のCERNのセミナーは素粒子物理研究者向けで、一般向けのものではありません。日本語中継でも（同時通訳でもありますし）一般向けの解説にはできないと思います。
— lhcatlasjapan (@lhcatlasjapan) December 13, 2011
[お願い] 日曜ニコ生でHIggs 解説するので、 Higgs のここがわからないってことがあったら mention ふってください
— みほちゃん::今年はリハビリで筋をのばす (@Mihoko_Nojiri) December 13, 2011
まあそのぶっちゃけ CL Limit とか確率分布とか書いてるうちは見つかってないから。
— みほちゃん::今年はリハビリで筋をのばす (@Mihoko_Nojiri) December 13, 2011
やっぱり2012年のデータを待てという結論ね．
— ryugo hayano (@hayano) December 13, 2011
はいはい。RT @hayano: やっぱり2012年のデータを待てという結論ね．
— みほちゃん::今年はリハビリで筋をのばす (@Mihoko_Nojiri) December 13, 2011
明確な結論は現時点ではまだ出せない。もっとデータが必要だが、これからの解析とデータが楽しみでエキサイティングである。
— lhcatlasjapan (@lhcatlasjapan) December 13, 2011
まあ根源にもどって語ると分布が理論計算とこんなにあうというのは本当に巣腹hしいことなんだが、まあニコ生で。
— みほちゃん::今年はリハビリで筋をのばす (@Mihoko_Nojiri) December 13, 2011
CMS: 結論．126-600GeVを95%で排除．115-127に若干のヒント．124GeV以下に標準模型Higgsがあることと矛盾はしないが，統計的優位性は1.9シグマ．2012年を待て． http://t.co/WEdj5FlO
— ryugo hayano (@hayano) December 13, 2011
HiggsについてのCERNのリリース http://t.co/EChXaSwb 標準模型Higgs，もしあるとすれば116-130GeV（ATLAS）115-127GeV（CMS）
— ryugo hayano (@hayano) December 13, 2011
同じ勘定だと僕らの業界で 5sigma というときは 0.99999994 であり得ないとかなので、 0.000000006 とか。まあ年末ジャンボは当たる人がいっぱいいるからね。
— みほちゃん::今年はリハビリで筋をのばす (@Mihoko_Nojiri) December 13, 2011
今までの実験で、99.9％でも消えちゃった、みたいな経験を知らないと、生活での確率事象の感覚と混同しちゃいますよね．RT @Mihoko_Nojiri パーセント表示にするとすごく見つかった気になるのはなんでかな。RT http://t.co/U6w1Ojb8
— 橋本幸士 Koji Hashimoto (@hashimotostring) December 13, 2011
いまRTしたのは昨日投稿された論文で、ヒッグスが２つのWに崩壊して２つのレプトンとニュートリノになるチャンネルの結果です。今回の発表にも含まれています。
— lhcatlasjapan (@lhcatlasjapan) December 13, 2011
https://twitter.com/ATLASpapers/status/146502674618130433
